◆ 歓喜の福浦コール、満員の本拠地で決めた!

 ロッテの福浦和也内野手が22日、西武との24回戦(ZOZOマリン)で、史上52人目となる2000安打を達成した。

 通算1999安打でこの試合を迎えた福浦は、「6番・指名打者」でスタメン出場。西武先発・今井の前に、2回の第1打席は中飛、4回の第2打席は遊飛に倒れた。6回の第3打席はフルカウント後の低め変化球を見極め四球。3打席目まで快音は聞かれなかった。

 それでも2-2で迎えた8回、先頭打者として西武の中継ぎ左腕・小川から右翼線を破る二塁打をマーク。ロッテは続く鈴木が送りバントを敢行すると、この打球を小川が一塁へ悪送球。その間に福浦の代走・細谷が勝ち越しのホームを踏んだ。

 2000安打到達者は、5月9日に達成したソフトバンクの内川聖一以来、史上52人目。ロッテでは榎本喜八、有藤道世に続く3人目の偉業達成となった。

 福浦は千葉・習志野高から、1993年のドラフト7位でロッテ入り。1年目の7月に投手から野手へ転向し、5年目の98年からレギュラーに定着した。2001年には打率.346で初の首位打者を獲得。以降6シーズン連続打率3割をマークした。10年は指名打者部門でベストナインを受賞し、チームの日本一に貢献。 一塁手として3度のゴールデングラブ賞を獲得するなど、守備の名手としても知られる。試合前までの通算成績は、2233試合、打率.284、118本塁打、935打点。

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