埼玉西武ライオンズ

西武、逆転勝利でM3 辻監督「全員野球で勝利した」

8回、逆転3ランを放ち、代走の二走松井(左)に迎えられる西武・秋山=メットライフドーム(C)KYODO NEWS IMAGES

○ 西武 7 - 5 ソフトバンク ●
<22回戦・メットライフ>

 西武が2位・ソフトバンクに7-5で勝利し、優勝マジックを2つ減らして『3』にした。

 西武は4-2の6回一死満塁から3番手・平井克典が甲斐拓也に走者一掃の適時二塁打を打たれ逆転を許す。その裏二死一、二塁の好機を作るも源田壮亮が空振り三振に倒れた。

 それでも救援陣が7回と8回を無失点に抑えると8回裏、今季何度も見せてきた勝負強さを見せる。ソフトバンクのセットアッパー・加治屋蓮の前に簡単に二死とされたが、メヒアが四球、金子侑司の内野安打で一、二塁とすると、打席には25日の楽天戦で逆転満塁本塁打を放った秋山翔吾。ここでソフトバンクベンチも、加治屋に代えて31試合連続無失点の左キラー・嘉弥真新也を送る。

 秋山は嘉弥真が投じた3球目のスライダーを捉えると、打球はバックスクリーンに飛び込む値千金の逆転3ランとなった。7-5となった9回は守護神・ヒースが走者を出しながらも、無失点に抑えた。

 辻監督は「ホークスは強いので勝ったのは大きい。若い選手は今まで大舞台で試合をしていないが、大きくなってほしい。全員野球で勝利した」と話し、「マジック3になって本拠地でVの可能性が出てきた。明日は菊池がやってくれると思う」と意気込んだ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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