ソフトバンク・牧原大成(C)KYODO NEWS IMAGES

◆ 骨には異常なし

 ソフトバンクは27日、同日にメットライフドームで行われた西武戦で右足首付近を痛めていた牧原大成選手が、所沢市内の病院にて、レントゲン・CT検査を受けた結果、骨には異常なく、右前距腓靭帯(みぎぜんきょひじんたい)損傷と診断されたことを発表した。28日の試合については状態をみて判断するとのこと。

 2番・セカンドで27日の試合に先発出場していた牧原は初回、安打で出塁した先頭の上林誠知を一塁に置いてセーフティ気味のバントを狙うが、これがピッチャーの正面を突き、一塁走者が封殺されてしまう。その後、ミスを取り返す二盗を決めると、3番・グラシアルのレフト前ヒットで三塁へ。続く4番・柳田の投ゴロで三本間に挟まれ、捕手・森のタッチをかいくぐろうとした際に足を滑らせて森と交錯し、右足首付近を負傷。自分の足では歩かず背負われてベンチに下がると、その裏の守備から明石がセカンドの守備についていた。

◆ 今度は牧原が…

 ソフトバンクは9月16日、メットライフドームで行われた西武戦の試合前練習中に柳田が左側頭部に打球を受け、その後の数試合を欠場。翌17日には初回の守備で今宮が左太腿を痛めて途中交代し、左半腱半膜様筋筋損傷で選手登録を抹消されるなど、主力選手に負傷者が相次いでいる。牧原は今季、7月途中からスタメンに定着すると、その後はレギュラーとして活躍し、ここまで59試合に出場して打率.317と好調なチームで存在感を示していた。

 なお、チームは西武に痛恨の逆転負け(5-7)を喫し、これで“鬼門”メットライフドームでは今季8敗目(2勝)。連勝も「7」でストップし、西武のマジックナンバーは「3」となった。

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