通算1000試合登板を達成した中日・岩瀬仁紀 (C) Kyodo News

○ 中日 4 - 3 阪神 ●
<22回戦・ナゴヤドーム>

 中日の岩瀬仁紀投手が28日の阪神戦で今季46試合目の登板。プロ野球史上初となる前人未到の大記録「通算1000試合登板」を達成した。

 43歳の大ベテランがプロ20年目でたどり着いた未踏の領域。1000試合目のマウンドは、4-3とリードした9回表。慣れ親しんだナゴヤドームの9回のマウンドに登場した左腕は、先頭の糸原健斗に死球を与えてしまうものの、続く大山悠輔は変化球を打たせて内野フライ。かつての同僚である福留孝介は内角球で完全に詰まらせて内野ゴロに斬ると、最後は糸井嘉男を外の変化球で遊ゴロに打ち取って試合終了。見事に試合を締めくくった。

 なお、これが今季3セーブ目にして通算407セーブ目。自身が持つ歴代最多セーブの記録もプラス1とし、大偉業に自ら華を添えた。

【NPB歴代登板数ランキング】
1位 1000試合 岩瀬仁紀
2位 949 試合 米田哲也
3位 944 試合 金田正一
4位 867 試合 梶本隆夫
5位 856 試合 小山正明

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