浅村
西武・浅村栄斗

◆ 今季14度のアベック弾

 今季の“パ・リーグ王者”埼玉西武ライオンズの公式戦が10月6日のソフトバンク戦を以て終了した。

 今季の西武を振り返ると、10月6日終了時点でチーム防御率(4.24)と失点数(653)が断トツのリーグ最下位ながら、チーム打率(.273)、盗塁(132)、得点数(792)でリーグ随一の数字を残すなど、強力打線がチーム躍進の原動力となった。

 そして、その強力打線の中軸を担ったのが3番・浅村栄斗と4番・山川穂高の「AY砲」だ。今季は、あの王貞治と長嶋茂雄の「ON砲」に並ぶシーズン14度のアベックアーチを記録。相手投手陣にとって悩みの種となっていたが、何よりもその恐ろしさを物語っているのが「打点」の数。両選手ともに100打点を優に超え、山川は昨季までの球団記録に並ぶ124打点、浅村に至っては球団記録を更新する127打点を叩きだした。

▼ 西武シーズン歴代最多打点
127 浅村栄斗(2018年)NEW
124 山川穂高(2018年)NEW
124 中村剛也(2015年)
124 カブレラ(2001年)
122 中村剛也(2009年)
116 中村剛也(2011年)
115 カブレラ(2002年)
115 秋山幸二(1986年)
112 カブレラ(2003年)
110 浅村栄斗(2013年)

 近年を振り返ると、同一球団から複数選手が100打点超を記録したのは、2015年のヤクルトの山田哲人(100打点)と畠山和洋(105打点)以来3年ぶり。両選手が120打点超となると、2005年阪神の今岡誠(147打点)と金本知憲(125打点)のコンビ以来で13年ぶり史上6度目のことになる。

◆ 統一球導入後は…

 ちなみに2000~10年で見ると、前述のローズ・中村紀洋や、ダイエー(2003年)の100打点カルテット(松中、城島、井口、バルデス)、阪神(2010)の100打点トリオ(ブラゼル、新井貴裕、鳥谷敬)、ヤクルトのラミレス・岩村、中日の福留・ウッズが2度ずつなど、2007年を除く全てのシーズンで100打点コンビが生まれている。しかし、統一球が導入された2011年以降の8年間で見ると、3年前のヤクルトと7年前の西武の2例しかない。

▼ 2011年<144試合>
・西武(3位)
中村剛也 116
中島裕之 100

▼ 2015年<143試合>
・ヤクルト(優勝)
畠山和洋 105打点
山田哲人 100打点

▼ 2018年<143試合>
・西武(優勝)
浅村栄斗 127打点
山川穂高 124打点

 2011年、2015年ともに2人目の100打点到達はギリギリ。過去を振り返ってみても、浅村と山川の打点数が抜きに出ていることがわかる。当然、打点を稼ぐためには前後を打つ打者も重要となってくるだけに、チーム力も重要だ。ちなみに、リーグ2位の四球数からもわかるように、山川は状況に応じたバッティングができる打者でもある。その結果、パの打点トップ10に西武の選手が5人(浅村、山川、秋山、森、中村)がランクイン。いかにつながりのある打線なのかがわかる。

 また、今年は近年まれに見る「打高投低」のシーズンと言われているが、10月6日終了時点で100打点超えは5選手のみ。それだけ西武の得点力が秀でているということだろう。これから始まる短期決戦でも、その力をいかんなく発揮するのか、それとも対戦相手が対抗策を講じるのか、楽しみなCSファイナルステージは10月17日(水)に幕をあける。

▼ 2018年100打点超の選手
127:浅村栄斗(西武)
125:バレンティン(ヤクルト)
124:山川穂高(西武)
104:中田 翔(日本ハム)
102:柳田悠岐(ソフトバンク)

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※お詫びと訂正(2018年10月7日12時00分)
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初出時、同一球団からの120打点複数輩出を「2001年以来」としましたが、正しくは「2005年以来」でした。大変失礼致しました。

この記事を書いたのは

ベースボールキング編集部

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