若獅子が豪州へ
西武は31日(水)、オーストラリアのウインターリーグに齊藤大将投手と高木勇人投手の2名を派遣することを発表した。参加期間は11月16日(金)から12月23日(日・祝)で、ABL(オーストラリア・ベースボール・リーグ)のメルボルン・エイシズでプレーする。
今回のウインターリーグ参加について、昨年のドライチ左腕で今季16試合に登板(1勝3敗)した齊藤大は「この時期に実戦が経験できることに感謝します。自分のレベルアップのためにすべてを学び一皮むけて帰ってきます」とコメント。また、FAの人的補償として巨人から今季加入した高木勇も「自分にとってプラスになるようにすべてを吸収して帰ってきたい」と意気込んでいる。
チームは今季、CSでソフトバンクに敗戦。リーグ優勝しながら日本シリーズ出場を逃す屈辱を味わった。その最大の要因であり、来季に向けた課題となるのが、チーム防御率4.21という12球団ワーストの数字を記録した投手陣。チーム全体の底上げを図る上でも、来季は両投手に戦力となってもらいたいところだ。
昨年は、森友哉、中塚駿太、高橋光成がオーストラリアに派遣された。
参加選手の今季成績
▼ 齊藤大将16試合(16回2/3)1勝3敗1ホールド 防御率7.02
▼ 高木勇人
8試合(19回2/3)1勝2敗 防御率8.69