◆ 「成長した姿を見せられるように」
西武のファン感謝イベント「LIONS THANKS FESTA 2018」が23日にメットライフドームで行われ、ポスティングシステムを利用してメジャーリーグ挑戦を目指す菊池雄星がトークショーに登場。チームメイトたちからの“サプライズ”に笑顔を見せた。
菊池が出演するトークショーが一段落すると、後ろの壁から胸に“USA”の文字が入った衣装を身にまとった源田壮亮・岡田雅利・榎田大樹・野田昇吾・山田遥楓の5人とマスコットのレオ&ライナが乱入。今年流行したDA PUMPの「U.S.A.」を踊りながら、アメリカに向かう菊池へエールを送った。
サビの部分では一緒に踊ることを求められ、渋々参加しながら照れ笑いを見せる一幕も。菊池は「本当に嬉しい」と喜び、笑顔で仲間に感謝を述べた。
同じトークショーに参加していた面々も、“メジャーの先輩”・松井稼頭央からは「僕たちも本当に期待していますし、応援しています」とエールを贈られ、増田達至からは「先発の枠がひとつ空くので、僕が埋めようかなと。…いや、言い過ぎました。けど、榎田さんが頑張ってくれると思うので、ライオンズのことは心配せずに、応援はしていただいて、向こうで頑張ってもらいたいです。僕も頑張ります」と気になる宣言も。
さらに、秋山翔吾は「先日ね、僕も変な報道があって怖かったんですけど…」としつつ、「うちのエースがメジャーで活躍するというのを応援できるのは楽しみです」と“気になるところ”に触れながら、チームを代表して海を渡るエースに期待を寄せた。
最後に菊池は「実は少し不安な気持ちもあったなか、優勝パレードにも参加していたんですけど、ファンの皆さんに背中を押してもらえて、本当に9年間ライオンズでプレーできてよかったなと思いました。活躍するところを皆さんにお見せできるように、そして成長した姿を見せられるように頑張ります」と集まったファンに向けて語り、球場は温かい拍手に包まれた。