◆ チームメイトの永江と松本も参加
西武の栗山巧外野手が2日、自身が主催する少年野球大会「第8回栗山巧杯」の決勝戦(兵庫県立三木総合防災公園野球場)を見守り、大会後には「リアル野球盤」で子どもたちとの交流を深めた。
栗山はイベント前から「『野球は楽しい』『仲間との絆が深まる遊びだ』ということを、たくさんのお子さんたちに伝えたいと思います!」と力説。多くの子どもたちに野球を好きになってもらうことを目的とし、昨年に続き今年も「リアル野球盤」を取り入れた。
神戸市内の特別支援学校に通う子どもたちを含む26人が参加した「リアル野球盤」には、チームメイトである永江恭平と松本直晃も加わり、約1時間、子どもたちと一緒に野球を楽しんだ。
特別支援学校に通う小学生低学年の男の子は、昨年に続き2年連続での参加。「今年もとっても楽しかったです。去年は永江チームで、永江選手が僕のことを覚えていてくれてうれしかったです。今年は松本チームで、松本投手のバッティングがすごかったです。来年も参加したいです!」と目を輝かせた。
男の子の両親も「子どもから自発的に、今年も参加したいと言われました。健常者の子たちと交流するイベントがなかなかないので、このような機会はとても良いものですね」と、同イベントに感謝した。
栗山は「今年もうまいこと行くと良いなと思って当日を迎えましたが、昨年以上に一般参加の子どもたちも集まってもらえて本当に楽しくやれました。来年も続けていきたいです」と、充実した表情で大会を振り返った。