がっちりと握手を交わす日米の新人王・大谷翔平(右)と東克樹(左)

◆ 2年連続日本一のソフトバンクは殊勲賞

 第51回内閣総理大臣杯『日本プロスポーツ大賞』の授賞式典が20日(木)、東京都内のホテルで行われ、MLBのエンゼルスに所属する大谷翔平選手(24)が2年ぶり2度目の「大賞」を受賞した。これで野球界からの「大賞」受賞は3年連続となった。

 また、昨年「大勝」を受賞し、2年連続の日本一に輝いた福岡ソフトバンクホークスが「殊勲賞」を、ルーキーながら11勝(5敗)を挙げリーグ2位の防御率2.45を記録した横浜DeNAベイスターズの東克樹(23)が「最高新人賞」を、それぞれ受賞している。

 プロ野球界では松井秀喜氏以来となる2度目の受賞に、大谷は「数あるプロスポーツの競技、または選手の皆さんの中から、このような賞を受賞できたことを嬉しく思っています」と喜びのコメントを残し、「お世話になった球団関係者の皆さま、昨年まで5年間お世話になったNPB関係者の皆さま、その周りで支えていただいた全ての皆さま、またファンの皆様に本当に感謝しています」とお礼を述べた。

 今季から活躍の場をMLBに移した大谷は、開幕戦で初安打、初登板の試合で初勝利を記録。その2日後には初本塁打を放つなど、メジャーの舞台でも“二刀流”として華々しいデビューを飾った。右肘の故障により登板は10試合にとどまったが、投手としては4勝2敗、防御率2.52という成績を残し、打者としても打率.285、22本塁打、61打点、10盗塁、OPS.925と活躍。ア・リーグの最優秀新人選手賞を受賞するなど、移籍1年目から“二刀流”がメジャーの舞台でも通じることを証明した。

◆ 喜びのコメント

【大 賞】
・大谷翔平(エンゼルス)
数あるプロスポーツの競技の、または選手の皆さんの中からグランプリという形でこのような賞を受賞できたことを嬉しく思っています。
今年は色々ありましたけど、お世話になった球団関係者の皆さま、昨年まで5年間お世話になったNPB関係者の皆さま、その周りで支えていただいた全ての皆さま、またファンの皆様に本当に感謝しています。
キャンプの結果が出ない時期から、ケガのあった時期、色々あった1年でしたけど、周りの方の支えがあって1年間、野球を楽しむことができました。
また、数多くの競技の選手の皆さまの世界的な活躍の刺激を受けて、自分自身1年間、野球を楽しむことができたのかなと思っているので、会場にいる皆様の活躍が本当に刺激になったと思います。
2016年もこの賞をいただいたんですけど、来年、再来年と、何度でも受賞できるように頑張っていきたいと思います。
今日はありがとうございました

【殊勲賞】
・福岡ソフトバンクホークス
<大脇満朗執行役員>
今年はパリーグ2位と悔しい思いをしました。
しかし、その後のクライマックスシリーズ、日本シリーズと勝たせていただき、日本一を獲らせていただきました。
すでに今シーズンは終わり、来年に向けてリセットし、リーグ優勝、そして日本一を目指していきたいと思います。
また、全国のプロ野球ファンに面白い試合を見せられるように頑張っていきたいと思います。

【最高新人賞】
・東 克樹(DeNA)
大変、名誉な賞を受賞できたことを嬉しく思います。
常に集中できる環境を作ってくださったチーム関係者の皆さま、いつも大きな声で応援してくれたファンのお陰だと思います。
プロ野球を通じて日本のスポーツ界の発展に貢献できるようにこれからも頑張っていきたいと思います。

◆ 野球界の大賞歴代受賞者
1969年:読売巨人軍(プロ野球)
1971年:長嶋 茂雄(プロ野球)
1974年:王 貞治(プロ野球)
1975年:広島東洋カープ(プロ野球)
1976年:王 貞治(プロ野球)
1977年:王 貞治(プロ野球)
1978年:ヤクルトスワローズ(プロ野球)
1982年:落合 博満(プロ野球)
1983年:広岡 達朗(プロ野球)
1984年:衣笠 祥雄(プロ野球)
1985年:ランディ・バース(プロ野球)
1986年:落合 博満(プロ野球)
1990年:野茂 英雄(プロ野球)
1994年:イチロー(プロ野球)
1995年:イチロー(プロ野球)
1998年:佐々木 主浩(プロ野球)
1999年:松坂 大輔(プロ野球)
2000年:松井 秀喜(プロ野球)
2001年:イチロー(プロ野球)
2003年:松井 秀喜(プロ野球)
2006年:ワールド・ベースボール・クラシック日本代表(プロ野球)
2012年:阿部 慎之助(プロ野球)
2013年:田中 将大(プロ野球)
2016年:大谷 翔平(プロ野球)
2017年:福岡ソフトバンクホークス(プロ野球)
2018年:大谷 翔平(大リーグ)

◆ 野球界の最高新人賞歴代受賞者
2002年:石川雅規(プロ野球)
2003年:和田 毅(プロ野球)
2006年:八木智哉(プロ野球)
2009年:摂津 正(プロ野球)
2010年:長野久義(プロ野球)
2011年:沢村拓一(プロ野球)
2012年:野村祐輔(プロ野球)
2013年:小川泰弘(プロ野球)
2015年:山崎康晃(プロ野球)
2016年:高梨裕稔(プロ野球)
2017年:京田陽太(プロ野球)
2018年:東 克樹(プロ野球)

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