◆ 史上最年少で100S達成も…苦しんだ5年目
楽天の松井裕樹投手が22日、仙台市の球団事務所で2度目の契約更改交渉に臨み、3000万円ダウンの年俸1億1000万円プラス出来高払いでサインした。
2年目から3年連続30セーブ超えを果たし、今季も抑えとして開幕を迎えた松井。しかし、春先から救援失敗が目立つなど5勝8敗5セーブ、防御率3.65と苦しみ、「開幕からつまずいてしまい、引きずるように不調が続く苦しいシーズンでした。(通算100セーブは)本来であれば、すぐに通過しなければいけない数字。ここまで意識してやるとは思わなかったです」と、苦戦した5年目を振り返った。
シーズンのラスト2登板は先発としてマウンドに上がり、4年ぶりとなる先発白星をゲット。スターターとしての手応えをつかみシーズンを終えたが、来季については「監督から電話をいただき『リリーフで力を貸して欲しい』と言われました。チームの力になれず悔しいシーズンでしたので、1年間しっかり一軍で投げて、自分の高いクオリティを保つことを目標として、与えられたポジションで投げていきたいです」と、再び抑えで勝負することを明言した。
シーズン終了後の12月13日には、女優・石橋杏奈さんとの結婚を発表。伴侶とともに歩む来シーズンは、再びクローザーとして輝きを取り戻す。(金額は推定)