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平成で最も長くプレーした選手は!?一時代を築いた選手たち

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日米通算を除くと、2008年の山本昌を最後に達成者が出ていない『200勝』(C)KYODO NEWS IMAGES

4選手が同年数?!


 平成も残すところあとわずか――。2019年の5月1日からは“新元号”となる。

 各メディアでは何かと「平成最後の〇〇」が用いられ、話題となっているが、それはプロ野球界も同じ。昨年は平成最後のドラフトが行われ、根尾昂(大阪桐蔭⇒中日)や藤原恭大(大阪桐蔭⇒ロッテ)、吉田輝星(金足農⇒日本ハム)といった高卒組が注目を集め、育成を含めると104名の選手が指名を受けた。

 さかのぼること30年前、昭和最後のドラフトで指名を受け、平成最初のシーズンをルーキーとして過ごしたのが、川崎憲次郎(ヤクルト)、谷繁元信(大洋)、野村謙二郎(広島)、江藤智(広島)、今中慎二(中日)、前田幸長(ロッテ)、赤堀元之(近鉄)、石井丈裕(西武)といった選手たちだった。

 果たして、この平成で最も長くプレーした選手は!? 平成という期間に区切って観ると、4名の選手が同じ年数で並んでいた。


平成を駆け抜けたレジェンドたち

 
▼ 山本 昌:27年(平成元年~27年)
・平成の成績:569試合、214勝165敗5セーブ、防御率3.49
・平成のタイトル:最多勝(平成5年、6年、9年)、最優秀防御率(平成5年)、最多奪三振(平成9年)
⇒ 昭和58年にプロ入りし、昭和の時代にプレーした6年間はわずかに12登板(5勝)だったが、平成に入ってから積み上げた白星は「214」。最多勝、最優秀防御率、最多奪三振のタイトルを獲得するなど球界を代表する投手に成長した。歴代最長となる50歳までプレーした“レジェンド”だ。

▼ 中嶋 聡:27年(平成元年~27年)
・平成の成績:1474試合、打率.234、本塁打53、打点335、盗塁26
・平成のタイトル:なし
⇒ 昭和61年ドラフト1位で阪急に入団。3年目の平成元年には121試合に出場し正捕手に定着した。中嶋氏は阪急・オリックス、西武、横浜、日本ハムを渡り歩き、オリックスでは長谷川滋利、西武では松坂大輔、横浜では斎藤隆、日本ハムではダルビッシュ有と、メジャーで活躍した投手たちの球を受けてきた。

▼ 谷繁元信:27年(平成元年~27年)
平成の成績:3021試合、打率.240、本塁打229、打点1040、盗塁32
平成のタイトル:なし
⇒ 昭和最後のドラフトとなった昭和63年ドラフト1位で大洋(現DeNA)に入団。平成元年から27年までプレーし、通算出場数は歴代最多の3021を数える。横浜時代の平成10年には正捕手として38年ぶりのリーグ優勝、日本一を経験し、中日移籍後は4度のリーグ優勝、1度の日本一に輝いた。平成26年から2年間は中日で選手兼任監督を務めている。

▼ イチロー:27年(平成4年~30年)
・平成の成績:
[日] 951試合、打率.353、本塁打118、打点529、盗塁199
[米]2651試合、打率.311、本塁打117、打点780、盗塁509
・平成のタイトル:
[日]首位打者(平成6~12年)、打点王(平成7年)、盗塁王(平成7年)、最多安打(平成6~10年)、最高出塁率(平成6~8年、平成11~12年)
[米]首位打者(平成13年、16年)、盗塁王(平成13年)
⇒ 山本昌氏、中嶋氏、谷繁氏は昭和時代にプロ入りしているが、イチローは4人の中では唯一平成でプロ入りを果たし、今なお現役を続けている選手だ。平成6年に首位打者、最多安打、最高出塁率などのタイトルを獲得すると、首位打者は日本最終年となる平成12年まで7年連続で受賞した。活躍の舞台をメジャーに移してからも、日本時代と変わらず安打を積み重ね、平成28年には日米通算で、ピートローズ氏の持つMLB通算最多安打記録を更新した。


平成30年までユニフォームを着続けた人は?


 平成元年から30年までプロ野球のユニフォームを着続けた人を調べてみると、広島の緒方孝市監督をはじめ、ヤクルトの石井琢朗コーチ、河田雄祐コーチ、巨人の江藤智コーチなどが、背番号のあるユニフォームに袖を通し続けている。特に江藤コーチは、昭和最後のドラフトで広島で入団しており、平成と共にプロ野球人生を過ごしてきた。

 また、巨人の内田順三コーチは唯一、平成元年から30年までコーチを務めた。経歴をたどると、昭和58年から平成5年まで広島、平成6年から14年までが巨人、平成15年から3年間再び広島、平成18年から2年間巨人、平成20年から26年まで広島、平成27年から再び巨人でコーチを担当している。

▼ 平成元年から30年までプロ野球界でユニフォームに袖を選手たち
石井琢朗(48歳)
江藤 智(48歳)
山田勝彦(49歳)
緒方孝市(50歳)
風岡尚幸(50歳)
秋元宏作(50歳)
河田雄祐(51歳)
高 信二(51歳)
川相昌弘(54歳)
清水雅治(54歳)
真喜志康永(58歳)
内田順三(71歳)
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