◆ 後輩に負けじと正捕手争いを
西武の岡田雅利捕手(29)が4日、飯能市の『西武飯能PePe』で行われた新春トークショーに登場。新シーズンに向けた抱負を語った。
昨季は高校の後輩でもある森友哉が捕手として出場機会を大幅に伸ばすなか、52試合の出場を記録。前年の68試合からは数字を落としたものの、打率は.272をマークするなど課題の打撃面でも成長を見せた。
オフに手術を受けた右肘の状態が気になるものの、本人からは「右肘の状態は万全」と心強い一言が。新シーズンについても「しっかり試合に出て勝利に貢献しないといけない。特に炭谷(銀仁朗)さんが抜けたので、より自分が責任感を持ってやらなければ」と意気込みを口にする。
続けて、今季の目標は迷わず「日本一」。「ファンの皆様からは、昨年のような大きな声援をいただきたいと思っています。今年は一緒に日本一を獲りに行きましょう」と呼びかけると、抽選で選ばれた50人のファンから大きな歓声が挙がった。
秋から年末にかけて多くの主力を流出した西武であるが、その穴を埋める大きなカギとなるのが空いたポジションを巡る“競争”。特に西武というチームは、これまで多くの主力の移籍を経験しながらも、必ずその穴を埋めて強い姿を見せてきた。岡田にも、正捕手候補筆頭をいく森を脅かすような奮闘に期待がかかる。