西武の球団事務所でマリナーズ入りを報告する菊池雄星

◆ 「ライオンズで良かった」

 ポスティングシステムを利用してマリナーズと契約を結んだ菊池雄星投手(27)が7日、西武の球団事務所を訪問。9年間お世話になった古巣に最後の挨拶を行った。

 まずはプロ野球選手として歩んできた9年間のキャリアを振り返りつつ、「本当に感謝の想いでいっぱい。ライオンズで良かったな、と改めて思います」と語った菊池。球団関係者・スタッフには「9年間順調にステップアップしてきた訳ではなく、皆さんに励ましていただきながら成長することができました」と感謝の意を伝えたことを明かした。

 なかでも今年からGMを務める渡辺久信氏については、ドラフトで6球団が競合した中で入団に導いてもらったという縁もあるだけに、「くじを引いていただいて、その時の喜びというか、監督のガッツポーズは今でも忘れていません」と感慨深げにコメント。「その喜びにどこまで応えられたかというと、僕は正直足りない部分はあると思っています」としながらも、「場所はアメリカに移りますが、ライオンズで恩返しできなかったこと、果たせなかったことをこれから見ていただけるように頑張りますという話をしました」と新天地での飛躍を誓ったという。

 西武での一番の思い出には、昨年の「優勝」を挙げつつも、「最後の最後に優勝できたことが一番思い出に残っています。ただ、勝ったという喜びだけでなく、結果が出ない時にもがきながら練習をしたことや、ケガをしながらもみんなで励ましあいながらリハビリをしたこと。そういう苦しんだ時期というか、もがいていた時期の方が不思議と良い思い出として残っています」と付け加える。

 最後に、新たなステージに向かう2019年については、「1年目からが本当に勝負」と早くも気合十分。「今までの実績や経験はまったく関係ない、とにかくゼロからのスタートになる。アピールしていかなければいけない立場なので、開幕からローテーションに入れるように全力でアピールしていきたい」とし、「1年間通して日本の皆さんにピッチングを見ていただけるように、ケガをせずに投げたいと思っています」と抱負を語った。

この記事を書いたのは

ベースボールキング編集部

ベースボールキング編集部 の記事をもっと見る

【PR】埼玉西武ライオンズを観戦するなら「DAZN Baseball」

DAZN BASEBALL

西口文也新監督の下、新たなチーム作りを進める西武。今井達也を軸とした投手陣の整備、外崎修汰の復活、助っ人外国人の活躍が上位進出へカギを握る!

「DAZN Baseball」とは、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプランです(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できます。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

楽天モバイルなら追加料金ゼロで
パ・リーグが楽しめる!【PR】

楽天モバイル パ・リーグSpecial

楽天モバイルに申し込み「Rakuten最強プラン」を契約すると、公式戦やオリジナル番組を追加料金0円で楽しめます。携帯キャリアを乗り換えず、「デュアルSIM」としての契約もおすすめ。パ・リーグをお得に観戦できるチャンスをお見逃しなく。

POINT

① パ・リーグ主催の公式戦・オリジナル番組が見放題!

② 見逃し配信にも対応! スマホやTVなど好きなデバイスで視聴可能!

③ キャリア乗換不要。お得で手軽な「デュアルSIM」契約もオススメ!

もっと読む