◆ 「常に前だけを向いて進んでいきます」
阪神の原口文仁捕手(26)は24日、自身のTwitterでガンを患っていることを公表した。
原口は24日の15時にTwitter上で1枚の写真をアップ。「いつも応援して頂きありがとうございます。皆様にご報告があります」と記された紙は、以下のように続く。
「プロ10年目を迎えるにあたり、昨年末人間ドッグを受診したところ、ガンと診断されました。病名を聞いた時はさすがに驚き、動揺したのも事実です。しかし今は、プロ野球選手という立場で、この病気になった事を、自分の使命だとも思えます。同じガン患者の方々、またそのご家族の方々にとって、少しでも夢や希望となれるよう、精一杯治療に励みたいと思っています。」
帝京高から2009年のドラフト6位で阪神に入団した原口。プロ9年目の昨季は代打の切り札として重宝され、桧山進次郎氏が持っていた球団の代打安打記録:23に並ぶなどの活躍を見せ、82試合の出場で打率.315、2本塁打、19打点という成績を残していた。
プロ10年目という節目のシーズンを前に、現役バリバリの選手を襲った突然の知らせ。今後については、「近日中に手術を受け、そのあとリハビリに励んで早期の実戦復帰を目指します」と発表している。
最後は「僕には大切な家族や、応援してくださるファンの方々、共に戦う仲間がいます。常に前だけを向いて進んでいきます。どうかこれからも応援の程、宜しくお願い申し上げます」と締めくくられた原口からの報告。まずは病魔に打ち克ち、再びグラウンドで躍動する姿を待ちたい。