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新生・矢野阪神の第1号は中谷 巻き返しに燃える9年目の大砲

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阪神・中谷将大(C)KYODO NEWS IMAGES

復活へ!中谷がチーム第1号


 阪神の宜野座キャンプは7日が第2クールの最終日。この日は今キャンプ初の紅白戦が実施され、期待の若虎たちがアピールを見せた。

 まずは0-0で迎えた2回表、紅組打線が白組先発の高卒4年目右腕・望月惇志に襲い掛かる。二死ながら満塁のチャンスで遊撃手のレギュラー獲りを目指す北條史也が先制の2点適時打を放つと、続く中谷将大がレフトへ豪快な3ラン。2019年のチーム第1号を叩きこんだ。

 その後も打線の勢いは止まらず、大卒4年目捕手の坂本誠志郎にも2ランが飛び出してこの回一挙7点。期待の速球派右腕・望月にとっては二死からの7失点という悪夢のようなイニングになってしまった。


 この時期の結果に一喜一憂しても仕方がないとはいえ、やはりその年初実戦の最初の一発、特に監督が変わったなかで“新生・矢野阪神の第1号”を飾った中谷には、引き続き注目が集まることだろう。

 高卒9年目を迎えた26歳の外野手。2017年には133試合に出場を果たし、生え抜きの日本人打者としては浜中治以来となるシーズン20本塁打を達成するなど大きな飛躍を遂げたが、昨季はオープン戦から不振に苦しみ、まさかの開幕二軍スタート。77試合の出場にとどまり、本塁打は5本と激減した。

 悔しい1年をバネに、今季にかける想いは強い。中谷が主戦場とする外野には福留孝介、糸井嘉男というチームを支えるベテラン2人がいるほか、今季はドラフト1位で社会人No.1外野手の呼び声高い近本光司が加入してきた。

 ほかにも、昨季かつての中谷のようにシーズン中のアピールを経て4番を任された右の大砲候補・陽川尚将や、プロ10年目を迎える俊介、2016年の新人王である高山俊、同じく右の大砲候補である江越大賀に、スピード自慢の島田海吏や2011年のドラフト1位・伊藤隼太とライバルは多数いる。まずはこの競争に勝たなければ、復活への道は開けない。

 生まれ変わったチームのなかで、好スタートを切った中谷の今後に注目だ。


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