ロッテ・三木亮【撮影日=2019年2月7日】

 ショートのレギュラーを目指すロッテの三木亮が7日、シート打撃で豪快な一発を放った。

 大谷智久が投じたストレートを振り抜いた打球は、「感触は良かったんですけど、風もあったので、スタンドまでいくかどうかは分からなかった」と話しながらも、レフトスタンドに飛び込んだ。

 「動きを少なくという風に考えた結果ああいう打ち方になりました」。三木は、このオフからノーステップ気味の打法を取り入れている。

 自主トレ中は「対ピッチャーであの打ち方で打席に立っていないので、変化球とか色々ミックスになったときにまだどうなるかわからない。そこは、探りながらやっていければいいかなと思っています」と話していたが、再び話しを聞いてみると「序盤は結構タイミングがつかめなくて、芯に当たることが少なかったですけど、タイミング的なものもありますし、感覚的なものとしてもズレが少なくなってきています。壁にぶつからなければ、今のところは継続していきます。感触は悪くないと思いますね」と手応えを掴む。

 ロッテ浦和球場で行っていた自主トレでは、連日長時間打ち込みを行っていた。その成果が、結果として出始めている。「内容も大事ですけど、内容にこだわって、結果が出なかったら意味がない。そういう立場でもないと思うので、内容を求めつつ結果の方が大事。感覚的なものとすりあわせて、やっていければと思います」。9日に行われるラミゴ戦に向けて力強く意気込んだ。

取材・文=岩下雄太

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