ロッテの鈴木大地

◆ 鈴木「試合に出ることが一番」

「毎年一緒ですけど、試合に出ることが一番。競争だったり、逆境を跳ね返せれば、もっともっとやっていけると思います。勝負をかけられて、結局負けて終わったと思われたくない。勝ち負けがあるので、勝ちにこだわってやりたいということもあるんですけど、どうなっても後悔しないようにと思って今はやっています」。

 ロッテの鈴木大地は、並々ならぬ覚悟でこの春季キャンプに臨んでいる。ショート、セカンド、サードとポジションを移しながらも、昨季まで3年連続全試合出場中の鈴木だが、サードには日本ハムから加入した16年の“本塁打王”レアード、将来の4番候補でもある2年目の安田尚憲とライバルは多く、レギュラーの座も安泰ではない。

 ここ数年オフの自主トレを鈴木と一緒に行う柿沼友哉に、自主トレのときの鈴木について話しを聞いてみると、「気迫じゃないですけど、意気込みは一緒に練習していて感じました。集中したときの取り組む姿勢は、毎年スゴいですけど、さらに(凄味が)加わったというか迫力を感じました」と今季に懸ける意気込みが伝わってきたという。

 その鈴木は、オフの自主トレで「じっくり自分の野球についてだとか、これからどうやっていこうとか、スゴい考えてきました。しっかり時間を作って整理できてきています。今は迷いなく進んでいます」とやるべきことを明確にしてキャンプを迎えている。

 第2クールの初日となった7日は、グラウンドでの特守を終えると、室内練習場へ移動して打撃練習。多くの選手が練習を終えるなか、黙々と約1時間30分もの間、バットを振り続けた。

◆ 打撃面で新たな取り組み

 競争に勝つため、打撃面では足をあげるフォームだけでなく、ノーステップ気味の打法を新たに取り入れている。2月1日の紅白戦でも、ややノーステップ気味の構えだった。

 鈴木は「新しいことにチャレンジしてという時期だと思っているので、色々と試しています。ひとつひとつチャレンジしてすぐに辞めるのではなくて、それをしっかり伸ばしていけるように。そこで最後どう選択するかだと思います」と新たな取り組みを行う意図を明かした。

 「これから先どうなるか分からないですけど、今年がターニングポイントだったと思えるように、逆に勝負の年とかだけじゃなくて、ここから1つ伸びたといえる年にしようと思っています」。力強く語った鈴木大地の今季に注目したい。

取材・文=岩下雄太

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岩下雄太

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