昨年12月、秋吉とともにトレード移籍
日本ハムの谷内亮太内野手が26日、ANA BALL PARK浦添で行われたヤクルトとの練習試合(6イニング制)で、豪快な左越えソロを放った。試合は3-2で日本ハムが勝利した。
昨年12月、秋吉とともにヤクルトから日本ハムへトレード移籍した谷内。ヤクルトのキャンプ地に「7番セカンド谷内」のアナウンスが響き渡ると、球場内から大きな拍手が送られた。
2回の第1打席、ヤクルト先発・寺原と対峙すると、「真っ直ぐだと思う」という3球目を強振。打球は高々と舞い上がり、左翼席後方の防護ネットを直撃した。谷内は試合後、「久しぶりな感じで、楽しさと懐かしさあった」と古巣戦を回顧。ホームランについては「狙ってはないです。(カウントが)2ボールになって、ストライクを取りに来ると思って、思い切りいきました」と振り返った。
20日の楽天戦では、無死一塁で広く空いた一、二塁間へ狙い打つなど、状況に応じた打撃が光る。日本ハムは現在、正二塁手候補の渡辺諒が離脱中。新たに加わった万能内野手は「毎日、毎試合、1打席1打席やるべきことをやりたい。トレードで来たわけですし、結果を出すことがヤクルトへの恩返しになる」と話した。