「昨年のひとつの反省はブルペンですよね。そこをしっかり強化するというのは目に見えて重要なところ」。

 3日に行われたヤクルトとのオープン戦後に救援陣の重要性を説いた巨人・原辰徳監督。2014年以来5年ぶりにV奪回を目指す巨人は、昨オフ丸佳浩、炭谷銀仁朗、岩隈久志、中島宏之、ビヤヌエバ、クックと大型補強を敢行した。リーグ優勝に向けて本気度が伺える補強といえるが、リーグ制覇するためにも、原監督が話したように救援陣の整備は必須だろう。

 昨年は上原浩治が10年ぶりに日本球界に復帰し、沢村拓一、マシソン、カミネロと陣容が整ったのかのように思えたブルペンだったが、ふたを開けてみればシーズン最後まで“勝利の方程式”を固定することができず、昨年のチーム救援防御率はリーグ5位(4.12)と苦しんだ。

 今季を迎えるにあたって原監督は、昨季まで主に先発を務めていた吉川光夫をリリーフに配置転換し、春季キャンプが終わってから昨季チーム最多の49試合に登板した沢村を再び先発に転向することを決意した。

 現状では新守護神候補のクックがいるが、リリーフに転向した吉川光、対外試合で結果を残している高卒3年目の大江竜聖、今季8年目の田原誠次といった投手陣がどこまで踏ん張れるかがカギを握る。

 打線は丸が加わり、17年本塁打王のゲレーロが復調の兆しを見せるなど、昨季よりも厚みを増した。課題の救援陣、特に勝利の方程式を固定できるかがリーグ優勝に向けて重要になっていきそうだ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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この記事を書いたのは

岩下雄太

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