ロッテの岡大海[撮影日=2019年2月7日]

◆ 昨年トレードでロッテに加入

 昨年7月26日に藤岡貴裕とのトレードで日本ハムからロッテに加入した岡大海。

 「まずアピールポイントとして僕自身、打つ方でも走る方でも積極的に持ち味だと思います。気持ちを全面に出してプレーしていきたいと思います」。

 入団会見で意気込みを語った岡は、移籍後初スタメンとなった7月29日の西武戦では第1打席、第2打席、第3打席が四球、第4打席が死球で全打席出塁した。

 8月16日の古巣・日本ハム戦では、移籍後初めて猛打賞を達成し、9月17日の楽天戦では移籍後初めて本塁打を放ち、チームメイトから“サイレントトリートメント”を受けた。岡は移籍後、右手指を骨折して離脱した荻野貴司に代わりセンターを務め、51試合に出場してシーズンを終えた。

◆ 新打撃フォームに手応え

 移籍2年目となる今季は、荻野貴司が故障から復帰し、レギュラーで出場するためには競争を勝ち抜かなければならない。

 岡は2月9日のラミゴ戦から実戦20試合に出場しているが、ここまで打率.345(58-20)、4本塁打、17打点とアピールしている。練習試合では2月24日の西武戦で先頭打者本塁打を含むマルチ安打の活躍を見せ、オープン戦に入ってからも3月3日の中日戦で猛打賞。さらに、14日に行われたラミゴとの交流試合では先頭打者本塁打を含む5安打3打点の大暴れ。

「よりシンプルなタイミングの取り方をしようと思って、足を上げていないですね」と昨季に比べて、左足を上げない打撃フォームを取り入れ、「今のところはある程度、数字を残しているので、いい方向に向いているのかなと思います」と一定の手応えを掴んでいる。

 その一方で「まだまだな部分はある。課題があるので、しっかりやっていきたい」と現状に満足していない。

 特に「2ストライクからのアプローチに関してはまだまだ。打ち損じもたくさんあります。そういう部分ではもっともっとやっていかないといけないと思います」と追い込まれてからのバッティング、確実性の向上を誓った。

◆ 走塁は「次の塁を狙う意識」

 岡の武器といえば、入団会見でも話した“足”。

 「僕は走らないといけない選手だと思っているので、そういうところでしっかりアピールしていかないといけないと思います」とここまでオープン戦ではチームトップの3盗塁を決める。

 走塁でも「次の塁を狙う意識を常に持っています」と3月10日の中日戦では、加藤翔平が放ったセンターフェンス際のフライで一塁走者の岡は、タッチアップで二塁に進塁する素晴らしい走塁を見せた。

 「何事にも全てアピールしていかないといけない立場。あとは受け身にならないよう積極的にできるよう意識してやっています」。積極的な姿勢でレギュラー奪取を目指す。

取材・文=岩下雄太

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