ロッテの東條大樹

 ロッテの東條大樹は、3月2日に行われた中日とのオープン戦で2イニングを0安打、5奪三振、無失点の投球を見せるなど、ここまでオープン戦は3試合に登板して、被安打0、防御率0.00と安定した投球を披露している。

 開幕一軍入りを目指し奮闘を続ける東條だが、昨季はファームで26試合に登板して、3勝2敗、防御率5.09。先発した9月2日の巨人との二軍戦では、2回2/3を投げて、5失点でノックアウトされた。

 それでも、9月9日に一軍昇格すると、6試合連続無失点に抑えるなど、11試合・11回2/3を投げて、防御率1.54とリリーフで存在感を見せた。

 二軍で苦戦していたが、なぜ昇格後、一軍の打者を抑え込むことができたのか…。

 「思いきり投げすぎないこと。(二軍で先発したことが)結構大きかったと思います。力の入れ具合を上手くみつけられたと思います」

 全力で投げすぎないこと、そして昨年昇格前に二軍で3試合に先発したことが一軍での好投に繋がったという。

 一軍定着を目指してオフは「昨年の夏場から体の使い方において、今まで使えていなかった部分をトレーニングしてきました。それを継続したなかで、もう1つ体を上手く使えるようなトレーニングをしていました」と体の使い方を意識して取り組んだ。

 「バランスがよくなったと思います」。トレーニングの成果が功を奏し、オープン戦ではここまで完璧な投球内容を披露している。

 開幕一軍が見える位置にいる東條。「右バッターを抑えるというのは僕の役割だと思う。右バッターをしっかり抑えられるようにしていきたい。これからも自分のいいものをどんどん出せていけたらと思います」。

 開幕まで残り約2週間。開幕一軍入りに向けて、引き続きスコアボードに“0”を積み重ねていきたいところだ。

取材・文=岩下雄太

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