ロッテの秋季練習が21日、ZOZOマリンスタジアムで行われた。
佐藤都志也は今季132試合に出場して、打率.225、18本塁打、57打点、48四球、OPS.710の成績を残した。本塁打、打点、四球、OPSなど、シーズン自己最多だった。守っても、捕手としてはチーム最多の128試合でマスクを被り、盗塁阻止率はリーグ3位の.319で、8月以降は盗塁を刺す場面が多く見られた。
この秋は「全てのレベルアップ」を掲げ、「体づくりを含めてですけど、今もウエイトトレーニングとかもやっていますが、もう1回体を作り直して、波があるので、波がないように基礎体力はつけなきゃいけないと思いました」と口にした。
「今まで出たことのないイニングを出ていたので、もちろん24年は出ていたんですけど、(24年は)半々というか、6試合あったら4試合でキャッチャー、ファーストという感じだった。キャッチャーとして、こんなに出るのは初めてだったので、もちろんキツかったですけど、そこを乗り越えるにもある程度の基礎体力をもっともっとつけていかなきゃなと思ったので、体づくりと、そこから応用で技術的な部分をレベルアップできるようにやっていきたいと思います」と、体づくりと技術力向上させる必要性を説明した。
今年は捕手として多く出たことで、対戦相手の調子を見たり、先々の対戦を踏まえて配球を変えたりしたのだろうかーー。
「もちろんイメージしていたんですけど、そこに投げられるピッチャーと投げきれないピッチャーが多少あったので、そこは一番難しかったですが、やろうとしてもそこに投げきれないピッチャーだったら、結局ボール先行して難しい配球になってしまう。そこはピッチャーを見極める上で大事なのかなと思いました。投げ切れるピッチャーに関してはある程度話をして、前回こういう配球しているから、こうした方がいいんじゃないというのは中継ぎ含めてできていたと思うので、そこに関してはピッチャーのことをよく知った中でやれればなと思っています」
シーズン途中加入したルケーシーは来日当初、決め球でスプリットをあまり使っていなかったが、シーズン最終盤でスプリットを多く使うようになったのも、会話する中で使っていこうという話になったのだろうかーー。
「良かったから使いました。まっすぐ、カーブ、ツーシームなので、三振が取れない。投げていて意外と三振が取れる球ではあったので、それが一番有効に使えたので、幅が広がるかなと思ったので、2戦目、3戦目以降結構使っていました」
来季に向けた戦いは始まっている。今季を踏まえて、来季は「まずはAクラスに入って、(優勝、Aクラス)争いしたいなと」とキッパリ。「ダントツでホークスが1位なので、そのゲーム差はどこのチームも持っていると思うんですけど、ダントツでいかれても面白くない。そこに食い込めるチームの素質はあると思う。そこを全員でやっていければなと思います」。自身のレベルアップを図りながら、チームの中心選手らしく、チームとしても勝ちにこだわる姿勢を見せたことに頼もしさを感じた。
取材・文=岩下雄太