ニュース 2018.08.17. 14:03

【少年野球2.0】中学時代は楽しく、のびのびと、京都ポニー球団の取り組み(後編)

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京都ポニーのグランドは、滋賀県甲賀市にある。地元の住民と交渉して、グランド整備をする代わりに専用で使用することを許された。
8月中旬、18人の選手は練習の汗を流していた。猛暑の中だけに、頻繁に水分補給をしている。練習は選手が主体になって行い、監督以下の大人たちはそれを見守っている。



「高校に行けば厳しい面もあると思います。中学の間は楽しく、いかに向上心を持って野球をさせるかが大事でしょう。
連盟が決めた投手起用のガイドラインの中で投手を使っています。偏った起用にならないように気を付けています。

うちにはトレーナーもいます。整形外科の先生の教えも受けています。
異常がある子に”大丈夫か?”と言ってもほとんどが”大丈夫です”と言いますが、様子を見て故障を察知するようにしています。
 
私は、中学で選手が故障すれば現場の責任だと思っています。故障を持ったまま高校に進学させないように気を付けています。だから故障している子供は、試合には出しません。無理はさせません。指導者の横に座らせて、一緒に試合を見せます。実は、故障しているときほど野球が見えてくるんですね。そういうことも勉強のうちです。


 
先日、ジャイアンツカップの予選に出ました。ボーイズのチームと対戦して負けました。実力的にはまだ差があります。ただ、体は小さくても十分に戦える戦力ではあったので、指導者としての責任を感じています。
 
うちの練習は土日だけです。平日の練習はありません。選手の体はまだ出来上がっていないので、無理はさせません。そして、自主的に練習することを重視しています。やらされているのではなく、自分たちでやる。指導者はそれを修正する役割ですね。やらされる野球は面白くないですから。
 
今年のチームは個性が強く、いろいろな役割ができる選手が揃っています。投手にも130km/hを投げる子供がいます。本当に楽しみです。これからも、のびのびと野球ができる環境で、子供たちを伸ばしていきたいですね」
(取材・写真:広尾晃)

(取材・写真:広尾晃)

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