ニュース 2018.11.08. 17:39

【小金原ビクトリー】「楽しさ」聞きつけ部員が増える学童軟式野球チーム

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高橋監督は「楽しんで、楽しんで、やらせた先に勝つという結果が出る」という信念を持っている。
しかし、「勝つ」ことと「楽しむ」ことの両立はなかなか難しい。特に小学生の野球では厳しい指導と勝つための戦術を徹底するいわゆる「勝利第一主義」のチームが結果を残すことが多い。それを批判する声もあるが、勝つことへの執念が育まれることや成功体験を積むことができるといったメリットを挙げる声もある。そのことについて高橋監督に話を伺ってみると答えは明確だった。

「私は偏っていますけど、少年野球の現場に『勝利第一主義』は100%いらないと思っています。『勝利第一主義』は子ども達が勝つことの執念を育むことができる反面、それ以上に指導者、大人たちの方が執念が出てしまうことが多い。そうすると子ども達の体に無理をさせて試合に使ったり、気持ちが入りすぎてしまってキツイ言葉を使ってしまうということが起こりやすい。ですので、私は『楽しんで、楽しんで、やらせた先に勝つという結果が出る』という信念を持って、今このチームでやっているところです」


(取材、文・写真:永松欣也)


*後編「子どもに『失敗する権利』をたくさんあげる指導」に続きます。


 

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