ニュース 2018.07.13. 11:48

【都筑中央ボーイズ】「打って勝つ」を目指すチームのバッティング練習

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実際にBチームの選手たちはAチームが守備練習を行なっている間、時間にして約2時間、上記の4つのバッティングメニューを繰り返し、黙々とバットを振り続けていた。

前田幸長会長も、自ら鳥かごの中に入り打撃投手を務める。バッターに正対し、ネットの後ろに置かれた椅子に座り、体を上手く隠しながら山なりの緩いボールを打者に投げる。

「手で打とうするとゴロになるぞ。足から足から」
「待っていればボールが来るんだから迎えに行かない」

という前田会長のアドバイスから、選手たちに緩い球を打たせる狙いがうかがい知れる。
 
ちなみに、新チームが始動して間もないこの時期、「同じポジションで守備がうまいけどバットを振れない子と、守備は今ひとつだけどバットを振れる子がいたらどちらの選手を使いますか?」と少し意地悪な質問を前田会長にしてみたのだが、「後者の子を使う可能性が高い」という答えが返ってきた。会長、監督ともに目指す方向は打って勝てるチームで一貫している。

炎天下の中、精力的に選手たちを指導していた前田幸長会長。

しかし、専用球場とはいえグラウンドの広さは内野ほどの大きさしかないため、普段はフリーバッティングを行うことができない。この点について都築監督に尋ねてみると、
「グラウンドが狭いので、球場を借りられた時にバッティング練習に多くの時間を割くようにしています。広い球場で打つと選手たちは自分の飛距離や打球方向を確認することができます。でも狭いグラウンドであっても広い球場であっても、特にバッティングの内容が変わるわけではありませんよ。」
と答えてくれた。(取材・撮影:永松欣也)

次回は守備練習を中心に紹介します。

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