ニュース 2017.10.03. 13:17

【都筑中央ボーイズ】量ではなく質に特化した練習メニュー

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前田会長の合図で始まる30秒間の連続ティーバッティング。限られた時間で自分の今できるMAXの力で一心不乱にバットを振り続け、バットを振る力を養うことがこの練習の目的の1つだ。


このティーバッティングで、一列に並んだ子どもたちにトスのボールを上げていたのは父兄の方々。
「うちのチームは父兄の方が積極的に練習を手伝ってくれます。3時間の練習でも、私を含め指導者3人で練習の質を充実させるには限界があります。親御さんが頑張る姿を見せれば、自然と子どもたちも頑張りますしね」と説明してくれた前田会長。

トスを上げる父兄も子どもと一緒に汗を流し、声を出す。子どもたちは苦しそうに、それでもどこか楽しそうに一生懸命に連続ティーバッティングに取り組む。その様子を見て、父兄の方たちもどこか楽しそうでもあった。


前田会長は最後に今後の野球界について話をしてくれた。

「とにかく指導者が時代に合わせること。そのためには大人が目線を『子どもの目線』に下げなければいけません。監督、コーチ、子どもたち、みんな同じ目線にならなければチームは崩壊します。元プロだから偉そうにと思われてしまうかもしれませんが、子どもたちが集まらないと嘆くチームには必ず理由があるはずです」。

指導者が変われば、子どもも変わる。野球を嫌いにならず、好きになれる環境こそが野球の普及に繋がるに違いない。そんな環境が、ここにはあるように思えた取材だった。
(取材・写真 児島由亮、編集部)


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