本拠地でのタイガース戦に先発したヤンキースの田中将大

◆ 6回に不運な二塁打から失点

 ヤンキースの田中将大投手が現地時間2日(日本時間3日)、本拠地でのタイガース戦に先発登板。7回途中1失点と好投したが、同点の場面で降板したため2勝目の権利は得られなかった。

 田中は初回、一死から連打を許し一、三塁のピンチを招くも、後続を抑え無失点スタート。2回、3回も安定した投球で快調にゼロを刻んだ。1-0の4回は先頭からの連打で無死一、三塁とされたが、6番・スチュワートを浅めの左飛に退けたあと、7番・ピーターソンは自らの好フィールディングで投ゴロ併殺に仕留めた。

 5回はテンポよく3者凡退。しっかりとゼロを並べ勝利投手の権利を得た。1-0のまま迎えた6回も簡単に二死を奪ったが、4番・カンデラリオを打ち取った打球が一塁ベースに当たり、これが二塁打に。続くヒックスには左中間突破の適時二塁打を打たれ、1-1の同点に追いつかれた。

 7回は一死から一塁強襲の二塁打を許し、再びピンチを招いた。それでも、9番・マーサーを空振り三振に仕留め、田中はここで降板。続くピンチは2番手・オッタビノが凌ぎ、タイガース打線に勝ち越し点を許さなかった。

 田中は6回2/3で87球を投げ、8安打7奪三振1失点の内容。2勝目はならなかったものの丁寧な投球が光り、防御率を1.46とした。

 ヤンキースは1-1のまま迎えた9回に抑えのチャプマンを投入。しかし、守護神は決勝打を含む2本の適時打を許し、ヤンキースは1-3で敗れた。

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ベースボールキング編集部

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