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注目は高卒ドラ1だけじゃない!甲斐野、上茶谷…着々と結果を残し続ける大卒ドラ1たち

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ソフトバンク・甲斐野央 (C)KYODO NEWS IMAGES

藤原恭大は開幕スタメンも二軍落ち


 4月7日、藤原恭大(ロッテ)が登録を抹消。前日の試合でプロ入り後初となるタイムリーヒットを放っていたが、井口資仁監督は「予定通り」とコメントし、代わりに2年目の菅野剛士を一軍に昇格させた。

 藤原は開幕一軍、そしてスタメンを勝ち取ったが、ここまで6試合で打率.105(19―2)、2打点と結果を残すには至っていない。あらためて二軍で経験値を積み、再び一軍を目指すことになる。

 これで開幕一軍を勝ち取った高卒新人は一軍に不在となった。甲子園で輝かしい結果を残していても、やはりプロ野球は別世界ということだろう。昨シーズンも、大物高卒ルーキーとして期待された清宮幸太郎(日本ハム)は故障で二軍スタート。安田尚憲(ロッテ)も同じく二軍で開幕を迎えた。いずれも1年目に昇格し、初安打、初本塁打を記録。清宮は7本塁打をマークして存在感を示したが、あくまで「高卒1年目としては」という前置きが必要となる。

 藤原をはじめ、小園海斗(広島)、根尾昂(中日)といった金の卵たちも、まずは二軍で結果を出し、満を持しての一軍昇格を目指す。そんななか、流石というべきなのか大卒のドラフト1位選手たちが結果を残しはじめている。


甲斐野央が圧巻の投球で勝ちパターン入りへ


 楽天のドラフト1位である辰己涼介は開幕スタメンを逃したが、一軍入りを果たしここまで戦力として機能している。スタメンでの起用も増え、4月7日のオリックス戦ではプロ入り後初となる3安打猛打賞を記録した。ライバルでもあるオコエ瑠偉も存在感を示しており、出場はまだ7試合だが、打率.250(20―5)と一軍レベルの投手を相手に食らいついている。あとは結果と継続性。オコエとのポジション争いに競り勝てるのか、注目だ。

 投手では甲斐野央(ソフトバンク)と上茶谷大河(DeNA)の東洋大コンビが好投を続けており、高橋優貴(巨人)も素晴らしい投球を見せた。

 甲斐野は開幕戦で延長10回にマウンドへ登ると、2回を5奪三振と圧巻の投球。ルーキー一番乗りで初勝利を手に入れ、その後も全てホールドシチュエーションでの登板となっている。4月11日時点で6試合連続無失点。1勝5ホールド、防御率0.00、6回を投げて奪三振は12個と圧倒している。サファテ、岩嵜翔が不在のなか、勝ちパターンの一角として機能している。

 一方の上茶谷は、開幕2カード目の初戦に先発初登板。7回1失点、奪三振7、与四球1と好投。9日には念願の“聖地”甲子園で6回3失点と、開幕から2戦連続でクオリティースタートをマークした。リリーフ陣が撃ち込まれたこともあり、いまだプロ初白星は手にしていないものの、先発の役目はしっかりと果たしている。この投球が続けば、勝ち星も自然とついてくるはずだ。

 高橋優貴は開幕6戦目で先発のマウンドに登ると、ピンチを招きながらも粘りの投球で6回1失点。見事に初登板で初勝利をマークしている。ローテーションの関係もあり一度登録を抹消されたが、再び登板機会が回ってくることは確実。左腕エースとしての道を歩めるかは、これからの活躍次第だ。

 話題性では高卒のドラフト1位に劣っていた大卒のドラフト1位たちだが、即戦力の期待に応えて結果を残し始めている。とはいえ、まだ始まったばかりであることも確か。シーズンを終えたとき、彼らがどのような成績を残しているのか、その活躍が今から楽しみだ。

※数字は2019年4月11日終了時点
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