● タイガース 3 - 8 エンゼルス ○
<現地時間5月10日 オリオールパーク>
エンゼルスの大谷翔平選手が10日(日本時間11日)、敵地でのオリオールズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。復帰4戦目は5打数無安打2三振に倒れたもののチームは快勝。8号2ランを含む2安打3打点をマークした、2番・トラウトの活躍が光った。
大谷は初回、二死無走者の場面でオリオールズの先発右腕・ストレイリーと対戦。1ボール2ストライク後、外角から曲がるスライダーに手が出ず見逃し三振に倒れた。3回は2番・トラウトの8号2ランで3-0となったあと、一死無走者で2度目の打席。フルカウントから低めのチェンジアップにバットは空を切り、2打席連続三振となった。
4回はトラウトの適時二塁打で4-2となり、なおも一死二、三塁の好機。投手が2番手右腕のフィリップスに代わり、2ボールからの3球目を打ったが遊ゴロに倒れた。大谷凡退後、エンゼルスは4番・シモンズ、5番・グッドウィン、6番・カルフーンが3連続適時打。一挙5得点のビッグイニングとした。
大谷は8-2の6回も二死一、二塁の好機で打席に入ったが、再びフィリップスの前に三ゴロ。その後、突然の大雨により、試合は1時間49分の中断に入った。
再開後の9回、大谷は一死無走者の場面で4番手右腕・カストロと対戦。2球目のツーシームを叩いた打球はいい角度で逆方向へ舞い上がったが、打球に伸びはなく左飛に倒れた。この日は5打数無安打2三振。打率は.125となった。
エンゼルスはトラウトが8号2ランを含む2安打3打点と活躍。投げては先発・ケーヒルが6回2失点で2勝目(3敗)を挙げ、2戦連続の快勝で2連勝とした。