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「eBASEBALLプロリーグ」2019シーズンはここが面白い!〜発表会編①〜

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ⓒNippon Professional Baseball / ⓒKonami Digital Entertainment

ルール変更


 6月10日に発表された「eBASEBALLプロリーグ」2019シーズン。新しい要素、ならびにルールについて興味深い要素が明らかになった。

 発表会のレポートに即してお伝えする。(レポート記事

▼ 主な変更点その①
【1チームの登録選手が3人→4人に】
 各球団が新戦力を加えて戦うが、各カードに出場できるかは昨季同様3名。どの3名で戦いに臨むか、相手に合わせた編成やコンディション調整が求められる。

 前提としてプロ野球eスポーツ選手への門戸が広がったことは大きい。昨季も所属選手が欠場した際に予備登録選手こそいたが、結果的に出場機会はなかった。単純に36→48人に増えたことにより、継続契約選手などを除く26人がプロテストを経て入団資格を得ることになる。

 ただし、去年と違うのは「eドラフト会議に進むのは約40名」という点。つまり、プロテストを勝ち抜きeドラフト会議に進んだとしても「指名漏れ」となる可能性があるのだ。例えオフライン選考会から参加できる昨季の契約選手であったとしても、9月16日のeドラフト会議で指名されるまでは安心できない。プロテストの勝敗はもちろん、普段の活動や面接などでのアピールもより重要になると推測される。今年のeドラフト会議は運命や因縁が渦巻くものとなるのは間違いない。

▼ 主な変更点その②
【最大2名まで昨季代表選手の継続契約が可能、2名以上の新戦力が入団へ】
 そのeドラフト会議をさらにドラマチックにするのは「必ず1名以上の選手を放出し、2名以上の「新戦力」を迎え入れなければならない」という新たな規定。戦力の均衡化を目指し、選手と球団の希望が一致した場合同じ球団で戦うことができるというものだ。

中日とヤクルトは全選手を放出


 各球団が昨季を踏まえ、戦略的に判断し中日とヤクルトを除く10球団が2名の継続契約を実行。それは昨季のリーグ優勝チーム、日本一球団でも例外はなかった。西武は精神的支柱だったBOW川選手、DeNAはパワプロ博士の異名を持つチームの頭脳じゃむ~選手と、共にドラフト1位で指名したキャプテンを放出するなど苦渋の決断が伺える。この2人はそれぞれ獲得タイトルの有無や単純な勝敗数ではチームメイトと差があったものの、数字には表れない活躍でチームを勝利に導いた選手だったことは間違いない。

 実際に、前回日本一の西武・緒方選手も発表会で「キャプテンがいなかったら日本一はなかった。また一緒にやりたいです。もし別のチームになってしまったらというのは考えにくい」とBOW川選手の存在の大きさを語っている。


(写真左から昨季日本一のBOW川選手、なたでここ選手、ミリオン選手。今季も3人で戦うことはできるのか)

 さらに驚いたのは中日とヤクルトが、それぞれ全選手3人を放出した。その中にはパワプロチャンピオンシップ2017優勝者で去年のドラフト会議で競合し獲得したマエピー選手、同大会の中日代表・ふが選手、芸人トリオ・ロモペのメンバー・m.o.m.o選手など、昨季結果が出せなかったとはいえ、実力と話題を兼ね備えたプレイヤーがおり、彼らがプロテストを勝ち抜き、どのチームに指名されるのか今後の動向にも要注目だ。

 プロ野球さながらに2年目からチーム編成の大改革を断行した中日とヤクルトだが、その分規定によりeドラフト会議では10球団より優先的に2名の選手を指名できる。昨季他のチームで実績を残しながらも編成事情で放出された選手を優先的に獲得するのか、未知の魅力や遅れてきた大物、話題性を重視など、ルーキー選手で4人固める編成も考えられる。とにかく中日とヤクルトの指名がeドラフト会議のカギを握っている。

 「どうしようかな…」余談だが、発表会の司会を務めるにあたり打ち合わせの時点で、継続契約の選手たちの名前を読み上げることに抵抗があった。残念ながら素晴らしいプレイを見せながら今季はプロテストからの再スタートする選手たちには名前を読み上げる一方でエールを込めたつもりだ。もちろん前回涙をのんだ選手のほかにも、新たに挑戦しようと思っている強者たちにも、どんどん挑戦していただけるのを楽しみにしている。


(写真:昨年のeドラフト会議の様子 今年はどんなドラマが生まれるのか)

 運命のプロテスト。オンライン予選は7月22日〜、オフライン選考会は8月25日(大阪)、31日(東京)運命のeドラフト会議は9月16日の予定。
詳細はeBASEBALL公式サイト(https://e-baseball.konami.net/pawa_proleague/


 まず選手編成について「eBASEBALLプロリーグ」2019シーズンの見どころをお伝えした。そのほか新たに「交流戦」「OB選手の起用」「レギュレーション」についても追加・変更点が発表されている。この点についても選手・チームによっては「戦い方が変わる」ほどの変更点があるという。それは改めてこちらでご紹介することにしよう。

文=清水久嗣
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