糸井がセ・リーグで初受賞
プロ野球セ・パ両リーグは9日、6月度『大樹生命月間MVP賞』の受賞選手を発表した。
パ・リーグはソフトバンクの千賀滉大投手とロッテの鈴木大地選手が受賞。千賀は2カ月連続となる3度目の受賞、一方の鈴木は初受賞となる。なお、投手の2カ月連続受賞は、2014年金子(オリックス)以来。
セ・リーグでは、巨人の山口俊投手と、阪神の糸井嘉男選手が受賞。山口は今年の3・4月度以来、今季2度目の受賞で、パ・リーグ時代に2度の受賞歴を持つ糸井は7年ぶり、セ・リーグでは初の受賞となった。
【パ・投手】千賀滉大(ソフトバンク)☆3度目 ※今季2度目
【パ・打者】鈴木大地(ロッテ) ☆初受賞
【セ・投手】山口 俊(巨 人) ☆5度目 ※今季2度目
【セ・打者】糸井嘉男(阪 神) ☆初受賞 ※パで2度
パ・リーグ
▼ 投手部門
千賀滉大(ソフトバンク)
<成績>
4試合(25回)3勝1敗 防2.88 31奪三振
☆2カ月連続通算3度目の受賞。
☆リーグ最多タイの3勝、リーグ最多の31奪三振をマーク。
☆交流戦最終カードの巨人戦で6回11Kと奮闘し、チームの交流戦優勝に貢献。
▼ 打者部門
鈴木大地(ロッテ)
<成績>
22試合 打率.344 32安打
7本塁打 21打点 1盗塁
☆自身初の月間MVP受賞。
☆リーグトップタイの7本塁打を放ち、リーグトップの塁打(61)と長打率(.656)も記録。
☆6月は9試合でマルチ安打、5試合で猛打賞。その他にも印象に残る場面で勝負強い一打を放った。
セ・リーグ
▼ 投手部門
山口 俊(巨人)
<成績>
5試合(35回) 4勝0敗 防0.77 38奪三振
☆3・4月度の受賞に続いて今シーズン2度目の受賞。
☆先発としてリーグ最多の5試合に登板し、リーグトップの4勝をマーク。
☆防御率0.77、投球回35、奪三振38もリーグトップと抜群の投球内容だった。
▼ 打者部門
糸井嘉男(阪神)
<成績>
21試合 打率.354 28安打
1本塁打 10打点 2盗塁
☆日本ハム在籍時の2012年9月度以来、セ・リーグでは初受賞。
☆打率.354、得点圏打率.588といずれもリーグトップ。交流戦でも両リーグ4位の打率.368をマーク。
☆安打数はリーグトップと3本差の28安打、出塁率.457と、いずれもリーグ2位の好成績を残した。