今回は「日本一に輝いた90年代」と「逆境の00年代」に焦点
DeNAは26日、8月10日(土)と11 日(日)の球団創設70年記念企画『70th ANNIVERSARY GAME』対中日戦に登場するレジェンドOBが、佐々木主浩氏と牛島和彦氏になったことを発表した。
『70th ANNIVERSARY GAME』は、4月、6月、8月に、それぞれ2試合ずつ開催する、球団の歴史を振り返るスペシャルイベント。歴代のユニフォームから様々なエッセンスを盛り込んだ特別ユニフォーム「70th ANNIVERSARY ユニフォーム」の着用と、試合前には「70th ANNIVERSARY CEREMONY Supported by マルハニチロ」と題し、2試合ごとに変わるスペシャルムービーの上映、各年代を代表するレジェンドOBによるセレモニアルピッチやトークショーなどを行う。
このイベントの最後を飾る8月の2試合は、38年ぶりの日本一にも輝いた1990年代から、苦しみながらも戦い抜いた2000年代の歴史に焦点をあて、初戦の10日(土)は、絶対的守護神として日米通算381セーブを挙げ、「ハマの大魔神」の愛称でも親しまれた佐々木主浩氏が登場。また、11日(日)には、監督就任1年目にしてチームを4年ぶりのAクラスへと導いた牛島和彦氏が登場する。
▼ 佐々木主浩氏コメント
一番の思い出は、やはり1998年に日本一になったことです。
僕が入団してしばらくはBクラスが続いていました。でも、同世代のチームメイトとともに少しずつ力を付けて、敗れはしましたが、1997年には優勝争いをするまでになりました。だから1998年は優勝を狙っていましたし、みんなで一緒に強くなってきたので、「このチームで優勝したい」と心から思っていました。横浜スタジアムで日本一を決められた時には、本当にうれしかったですし、今でもあの喜びは忘れられないです。
今のチームも力はあるので、クライマックスシリーズ進出ではなく、リーグ優勝を目指してもらいたいです。やはり優勝しないとわからない経験や見えない景色があります。だからこそ、リーグ優勝、そして日本一になり、一番高いところからの景色を今の選手にも経験してもらいたいです。
▼ 牛島和彦氏コメント
セレモニアルピッチのお話をいただき、本当に嬉しく思っています。
2005年は、優勝争いに加わることができませんでしたが、みんながよく頑張ってくれました。
投手力アップを期待されていた中で、規定投球回に達した三浦大輔、門倉健、土肥義弘の3人が先発陣の中心となり、中継ぎ、抑えでは加藤武治、木塚敦志、川村丈夫、クルーンの4人が「クアトロK」と呼ばれる活躍を見せてくれて、監督冥利につきました。
野手もみんなが出塁して次へつなごうという気持ちが伝わってくる部分があり、チーム全体が非常にまとまっていたので、3位という成績を残せたのだと思います。
今のチームには、とにかく上を目指してもらいたいですね。シーズンはこれからが本当の勝負時ですし、力はあるので優勝目指して頑張ってもらいたいです。