○ ロッキーズ 9 - 1 ドジャース ●
<現地時間7月29日 クアーズ・フィールド>
ドジャースの前田健太投手が29日(日本時間30日)、敵地でのロッキーズ戦に先発登板。5回途中6失点(自責点5)と踏ん張れず、自身6連敗となる今季8敗目(7勝)を喫した。
初回はバックの失策で得点圏に走者を背負うも、ピンチを脱し無失点スタート。2回は一死から不運な三塁打を許すと、7番・タピアに先制の右前適時打を許した。それでも3回と4回は、テンポよくアウトを奪取。ゼロを並べ打線の援護を待った。
しかし0-1の5回、一気に崩れた。先頭の8番・ウォルターズに右前打を許すと、送りバントを2度失敗した9番投手のグレイに、フルカウントから四球を与えてしまった。1番・ドールには2失点目となる中前適時打を浴びると、なおも無死一、二塁から、2番・ストーリーの打球は併殺コースの内野ゴロ。だが、この打球を二塁ベース後方にいた二塁・マンシーがファンブル。これが失策(のちに記録訂正)となり、無死満塁の大ピンチを招いた。
打席に相性の良い3番・アレナドを迎えたが、追い込んでから右前への2点適時打を浴び4失点目。4番・マーフィーは四球で再び満塁とし、5番・マクマホンには右翼線への2点適時二塁打を浴び前田は降板となった。なおも無死満塁とピンチは続いたが、2番手のファーガソンが無失点救援。前田は4回0/3、7安打5奪三振6失点(自責点5)で防御率は4.07となった。
ドジャースは打線も振るわず、相手先発・グレイの前に7回まで無得点。投手陣は8回にも新人右腕・スボーツが3点を失い敵地で大敗した。
前田はこれで、7勝目を挙げた5月31日(同6月1日)のフィリーズ戦から、先発では10登板連続白星なし。その間6連敗となり、黒星が先行してしまった。