○ インディアンス 7 - 2 エンゼルス ●
<現地時間8月3日 プログレッシブ・フィールド>
エンゼルスの大谷翔平選手が3日(日本時間4日)、敵地でのインディアンス戦に「3番・指名打者」でスタメン出場。4打数2安打で今季24度目のマルチ安打をマークしたが、チームは3連敗で勝率5割へ逆戻りとなった。
インディアンスの先発は今季ここまで3勝2敗のプルッコ。大谷は右腕に対し、初回の第1打席はチェンジアップを引っかけて一ゴロ。4回の第2打席は直球を弾き返したが、痛烈な打球は中堅手正面へのライナーだった。それでも0-5の劣勢で迎えた6回、一死一塁で第3打席が巡り、プルッコから左翼線を破るの二塁打をマーク。一死二、三塁の好機を演出し、続くアップトンの左犠飛を呼び込んだ。
4点を追う8回は、二死一塁の場面で救援左腕・ペレスと対戦。初球のファウルが自打球となり顔を歪めたが、4球目を打ったどん詰まりの打球が三塁内野安打となり、今季24度目となるマルチ安打をマークした。この日の大谷は4打数2安打。打率は.292となった。
エンゼルスは先発・ペーニャが2回途中で負傷降板するなど、投打とも振るわず3連敗。ポストシーズン進出を争うア・リーグ中地区2位のインディアンスに力の差を見せつけられた。