● エンゼルス 7 - 10 パイレーツ ○
<現地時間8月13日 エンゼル・スタジアム>
エンゼルスの大谷翔平選手が13日(日本時間14日)、本拠地でのパイレーツ戦に「3番・指名打者」でスタメン出場。2打席連続長打をマークするなど2安打2打点1盗塁をマークしたが、チームは逆転負けで2連敗。借金5となった。
大谷は初回、無死一、二塁の好機でパイレーツの先発右腕・ウィリアムズと対戦。5球目の甘くなった直球を捉え、これが左翼線をライナーで破る適時二塁打となった。早くも4試合連続安打をマーク。エンゼルスは大谷の適時二塁打含め、初回に3点を先制した。
2回は二死一塁で早くも2度目の打席。1ボール2ストライクからのスライダーを叩くと、打球はまたしても逆方向へ飛んだ。左翼線ギリギリの飛球に対し、左翼のレイノルズは懸命にダイブするも一歩及ばず。これが4点目となる適時三塁打となり、今季27度目となるマルチ安打とした。
5-3と2点リードの4回は、一死一塁の場面でニゴロ。5-8と3点を追う6回の第4打席は、二死一、二塁の好機で救援右腕・フェリスの前に空振り三振に倒れた。5点を追う9回も無死一、二塁の好機で救援右腕のホームズと対戦。初球から果敢にバットを出したが、チェンジアップを引っかけニゴロに倒れた。
併殺崩れで一塁に残った大谷は、続くアップトンの打席で2年連続10盗塁となる二盗に成功。この日は5打数2安打2打点、1盗塁1三振の成績で打率を.291とした。
エンゼルスは2回までに4点リードを奪うも、3回に左翼・アップトン、先発・キャニングの連続悪送球などで3失点。守備の乱れから大量10点を失い、ナ・リーグ中地区最下位のパイレーツに2連敗を喫した。