● 日本ハム 4 - 9 ロッテ ○
<19回戦・東京ドーム>
日本ハムは2年ぶりの8連敗。借金1となり、同率4位でロッテに並ばれた。高卒新人のドラフト1位・吉田輝星投手、同4位・万波中正外野手を先発起用するも不発。吉田輝は3回途中6失点で2敗目(1勝)を喫した。
高卒新人に連敗ストップの任務は重すぎた。吉田輝は初回、1番・荻野の先頭打者弾を浴びると、続くマーティンは四球で歩かせ、3番・鈴木にも3失点目となる2ランを浴びた。切り替えたいドラ1右腕だったが、続く2回にも荻野に2打席連発となる2ラン被弾。3回は先頭の鈴木に中前打を浴び、2回0/3、3被弾含む5安打4奪三振6失点の内容で、防御率は10.80となった。
吉田輝は3回5失点だった6月23日の中日戦(ナゴヤドーム)に続き、2戦連続のKO。降板後「どの球種も練習通り、いい感覚で投げられたボールはあったのですが、そのいい感覚のボールの割合が低かったと思います。初回の立ち上がりはストレートを狙われていたのですが、変化球でストライクを取ることができませんでした。そこを狙われてパワー負けしました」と振り返った。
「9番・中堅」でプロ初スタメンとなった万波は、同じ新人左腕のロッテ先発・小島の前に、2打席連続三振を含む3打数無安打。8回の攻撃で代打を送られベンチに下がった。日本ハムは6回以降、7番・清水の適時二塁打、2番・大田の15号ソロなどで4点を返すも反撃及ばず。序盤の失点が重く、吉田輝が敗戦投手となった。
ロッテは荻野が2打席連続本塁打を放つなど、3回までに7得点。6回1失点の先発・小島は、うれしいプロ初勝利(3敗)をマークした。