ロッテの成田翔が18日、今季初昇格を果たした。
今季は開幕からファームで抜群の安定感を誇ってきたが、なかなか一軍に昇格することができなかった。成田は悔しい表情を見せることなく、来るべきに備えてファームで黙々と腕を振った。
「30試合以上投げたのは、プロで初めてなので…」と疲労からか6月は失点が目立ったが、「投げる期間が空いて気分的にも、身体的にもリフレッシュできたと思う」と7月に入り再び復調した。
それでも、一軍から声がかからなかった。「チャンスがくると思っているので、チャンスがきたときに万全な状態でいけるように、調子が悪くてもしっかり抑えられるように。こういうときこそ、しっかりやっていきたいと思います」。オールスター明けに一軍が10連戦、9連戦と大型連戦が続くこともあり、そこでチャンスがくると信じ、ファームで汗を流していた。
ようやく巡ってきた一軍の舞台。成田は、「チャンスをモノにできるように、下でしっかり投げてアピールしていきたいです」と常に口にしていた。二軍では力強いストレート、落差のあるスライダー、右打者へのチェンジアップを武器に打者を抑えてきた。ファームでやってきたことを、存分に一軍の舞台で発揮し、疲労が目立つ救援陣の救世主になって欲しい。
▼ 成田の今季ファーム成績
43試 2勝2敗2S 防2.29
取材・文=岩下雄太
今季は開幕からファームで抜群の安定感を誇ってきたが、なかなか一軍に昇格することができなかった。成田は悔しい表情を見せることなく、来るべきに備えてファームで黙々と腕を振った。
「30試合以上投げたのは、プロで初めてなので…」と疲労からか6月は失点が目立ったが、「投げる期間が空いて気分的にも、身体的にもリフレッシュできたと思う」と7月に入り再び復調した。
それでも、一軍から声がかからなかった。「チャンスがくると思っているので、チャンスがきたときに万全な状態でいけるように、調子が悪くてもしっかり抑えられるように。こういうときこそ、しっかりやっていきたいと思います」。オールスター明けに一軍が10連戦、9連戦と大型連戦が続くこともあり、そこでチャンスがくると信じ、ファームで汗を流していた。
ようやく巡ってきた一軍の舞台。成田は、「チャンスをモノにできるように、下でしっかり投げてアピールしていきたいです」と常に口にしていた。二軍では力強いストレート、落差のあるスライダー、右打者へのチェンジアップを武器に打者を抑えてきた。ファームでやってきたことを、存分に一軍の舞台で発揮し、疲労が目立つ救援陣の救世主になって欲しい。
▼ 成田の今季ファーム成績
43試 2勝2敗2S 防2.29
取材・文=岩下雄太