ヤクルト・村上宗隆

◆ チームは最下位も希望の星、ここまで全試合出場

 ヤクルトの村上宗隆内野手(19)が27日、DeNA戦(横浜)の2回に先制の31号ソロを放った。

 村上は0-0の2回、二死無走者の場面でDeNA先発・上茶谷と対戦。2ボール2ストライクから甘くなった直球をを振り抜くと、打球は左中間席へ着弾する先制ソロとなった。これで今季31号とし、1986年に新人だった西武・清原和博がマークした10代での最多本塁打記録に並んだ。

 またこの一発で打点も86に伸ばし、ランキングで同数だったDeNA・ソトを抜き単独トップに浮上。高卒2年目以内ではこちらも1953年の西鉄・中西太以来の記録となり、歴代1位記録に並んだ。

 村上は熊本・九州学院高出身。2017年のドラフト1位でヤクルト入りした。高校時代は捕手だったが、プロ入り後に内野手転向。1年目の昨季はプロ初打席で初本塁打をマークし、2年目の今季は「6番・三塁」で初の開幕スタメン入り。持ち前の打力が開花し、チームでただ一人、ここまで全試合に出場している。

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