○ 阪神 3 - 0 DeNA ●
<24回戦・甲子園>
阪神が小刻みな完封リレーで勝利。代打・鳥谷の先制適時打が決勝点となり、逆転でのCS進出に望みをつないだ。
阪神は0-0で迎えた5回、一死から連続四死球で一、二塁の好機を作ると、矢野監督は今季限りでの退団を表明している鳥谷を代打起用。ベテランは期待に応え、先制点となる適時打を左前へ運んだ。さらに一死満塁と好機は続き、2番・近本の左犠飛で2点目。6回は8番・梅野の左前適時打で3点目を加えた。
投手陣は序盤から小刻み継投。初回からゼロを並べた先発・望月を4回途中で降ろすと、3番手に先発要員のガルシアを送り込むなどスクランブル態勢。選手たちも起用に応え、7投手によるリレーで完封勝利を成し遂げた。白星はガルシアにつき4勝目(8敗)、最期を締めた藤川は15セーブ目(4勝1敗)をマークした。
阪神は借金を3に減らし、4位・中日と2毛差。さらに、3位・広島とのゲーム差は1.5に縮まった。レギュラーシーズンは残り4試合。土俵際の戦いは続く。