ソフトバンクの2年目、“アンダースロー右腕”高橋礼が、初の中4日で先発登板し、オリックス打線を相手に7回を2安打無失点と好投。打線の大量援護にも恵まれて、12勝目をマークした。

 この日の試合前まで優勝マジック「3」で、首位の西武を1ゲーム差で追っている2位のソフトバンクにとって、ひとつも“負けられない”状況下の中、工藤公康監督は高橋を中4日で送り込んだ。高橋は「初めての中4日でしたが、体の状態は凄く良かった。早い回から点を取ってくれて、いいリズムで投げることができた」と、持ち味でもあるテンポの良い投球でチームに流れを呼び込んだ。

 野手陣では、不調だったデスパイネに初回から35号2ランが飛び出すなど、終わってみれば13安打8得点と大暴れ。西武が楽天に勝利を収めたため、西武の優勝マジックは「2」となったが、諦める気持ちはさらさらない。工藤監督は「先頭打者が出ると点も入るし、ベンチも盛り上がる。デスパイネは1本出れば落ち着くと思っていたのでいいホームランでした」と、前日に続いて初回の攻撃をポイントにあげた。

 また、先発の高橋については「テンポが良かったし、しっかり抑えてくれた。初めての中4日なのによく投げてくれました。6回ないし、7回まで行ってくれればと思ってました。きょうは中継ぎ陣も休ませられたし、石川君(柊太)も投げさせられた」と評価。昨季の投手陣を支え、今季は故障により戦列を離れていた石川に関しては「変化球も良かったし、空振りも取れていた」と貴重な戦力の復帰に満足気な表情を見せた。

 24日は仙台に移動し、3位を争っている楽天との対戦。この一戦には、高橋に続いて千賀滉大が中4日で登板する。工藤監督は「打撃陣が早く点を取ってくれれば彼の集中力が上がる。明日に繋がるよう頑張っていく」と前を向いた。長く続いた西武とソフトバンクの優勝争いも、いよいよクライマックスを迎えようとしている。

文=どら増田

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