【ア・リーグ地区シリーズ第3戦】
● ツインズ　1 － 5　ヤンキース ○
＜現地時間10月7日　ターゲット・フィールド＞

　ア・リーグの地区シリーズはヤンキースがツインズに3連勝。ア・リーグのもうひとカードとナ・リーグの2カードよりも一足先に、リーグ優勝決定シリーズへと駒を進めた。

　連勝で敵地に乗り込んだヤンキースはこの日もグレイバー・トーレスのソロで主導権を握ると、つづく3回にはブレット・ガードナーの適時打で追加点。7回にはディディ・グレゴリアスにも適時打が飛び出し、着実に点差を拡げていく。

　投げては今季故障で3試合の登板に留まった25歳右腕ルイス・セベリーノが序盤から闘志むき出しの熱投。4回まで全力投球でツインズ打線をゼロに封じると、5回からは自慢のリリーフ陣が登場。8回にイニングをまたいだザック・ブリトンが一発を被弾してついに1点を失ったものの、直後の9回表にキャメロン・メイビンのソロなどで2点を奪ってダメ押し。

　9回裏は守護神のアロルディス・チャプマンがピンチを招きながらも締めくくり、5－1の快勝。3試合合計で23得点・7失点と投打が噛み合ったヤンキースが、2年ぶりに地区シリーズを突破した。