敵地チームが全勝の“外弁慶”シリーズ
ワールドシリーズの第4戦が26日(日本時間27日)、ナショナルズの本拠地ナショナルズ・パークで行われ、敵地で快勝したアストロズが対戦成績を2勝2敗のタイに戻した。
アストロズはこの試合、4番・ブレグマンが満塁弾を放つなど3安打5打点と大暴れ。投げては新人右腕・ウルキーディが5回2安打無失点と好投し、自身ポストシーズン初勝利を手にした。
先発にコール、バーランダーの2枚看板を立てながら、本拠地でまさかの2連敗スタートとなったアストロズ。だが、敵地でようやく打線がつながり、今季メジャー最高勝率(107勝55敗)チームの本領を発揮した。
ナショナルズは2連勝で本拠地に戻ってきたが、敵地で計17点を奪った打線が沈黙。ワールドシリーズ本拠地初勝利はまたもお預けとなった。
ここまでは“外弁慶シリーズ”。ワールドシリーズの第4戦まで全て敵地チームが勝利するのは、1996年のヤンキース対ブレーブス戦以来23年ぶりだ。
ナショナルズ・パークで行われる第5戦は、ナショナルズ・シャーザー、アストロズ・コールが先発予定。第1戦と同じマッチアップで、前回は5回2失点のシャーザーに白星、7回5失点のコールには黒星がついた。