18年は110試合出場で出塁率.350マーク
前中日の亀沢恭平内野手(31)が12日、大阪シティ信用金庫スタジアムで行われた12球団合同トライアウトに参加し、2安打含む4出塁1盗塁と猛アピールした。
亀沢は第1打席、前楽天の西宮と対戦し、左肘に死球を受けた。第2打席は前巨人・長谷川の前に空振り三振。第3打席は前広島・横山から、三遊間を破るクリーンヒットを放った。そのあと二盗を試みるも失敗。第4打席は元同僚で、今年は独立リーグのBCリーグ栃木でプレーした若松から四球をゲット。そのあと再び二盗を試み、今度は頭から突っ込みしっかりと成功させた。
第5打席は前オリックス・青山と対戦。左中間を真っ二つに破る長打を放ち、悠々と三塁を陥れた。全5打席を消化し、2安打2四死球で計4出塁。盗塁も1つ決め、持ち味である出塁率の高さとスピードをアピールした。
亀沢は2011年の育成選手ドラフト2位でソフトバンク入り。15年から中日で支配下選手としてプレーし、今オフ戦力外通告を受けた。ここまでのプロ通算成績は、421試合出場で打率.265、出塁率.307、2本塁打、40打点、25盗塁。18年にはシーズン最多となる110試合に出場し、打率.286、出塁率.350を記録した。