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岸が“ひとり”東京Dのマウンドへ!建山コーチ「最高の準備ができた」

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侍ジャパン・岸孝之

「最高の準備ができた」


 メキシコ戦から一夜明け、侍ジャパンの岸孝之投手(楽天)が14日、東京ドームのマウンドで投球練習を行った。

 この日は各チームが公式練習を行うなか、日本代表の全体練習はなく「休日」に。建山義紀投手コーチ、村田善則バッテリーコーチ、金子誠ヘッド兼打撃コーチらスタッフとともに、選手では岸孝之ひとりが東京ドームに姿を現した。約15分のウォーミングアップのあと、キャッチボールを終えると、ブルペンではなく東京ドームのマウンドへ。ブルペンキャッチャーを相手に立ち投げで10球、変化球も交えて47球を投げ込んだ。

 投球を見守っていた建山コーチは、「(体調不良から復帰後)最初投げ出した頃はボールの勢いがなく、いざ実戦となったときもボールはバラついていたが、ZOZOマリンの試合でかなりまとまっていた。きょうの投球練習でも良くなっていたので、最高の準備ができたと思う」と、2回を無失点に抑えた11日のオーストラリア戦を経て、仕上がりは上々であることを強調した。

 16日に対戦する韓国の打線については、「甘い球を打つっていうことに関しては日本より上かな。速球に強いイメージもある。2017年APBC(ENEOS アジアプロ野球チャンピオンシップ2017)のメンバーも順調に育ってきて、バランスの良い打線になった。かなり手強い」と、今大会では「.471」という高打率をマークしているイ・ジョンフ、代表の常連キム・ヒョンスらが並ぶ強力打線を警戒した。

 韓国戦の投手起用については明言を避けたが、「残り2試合。先も見えてきたので、思い切って投入できる」と投手総動員の可能性も示唆した。


岸「贅沢な時間だった(笑)」


 一方、球場でひとり汗を流した岸孝之は、「シーズン中と同じような感覚」で行った調整マウンドで、「投球フォームのバランスだけ」を意識して投げ込んだ。

 先発登板が有力視されている韓国戦についての質問を受けると、「僕からは何も言えない。何も言わないです」と口をつぐんだが、「ここまできましたから。なんとしても勝ちたいという気持ち。チームのために貢献したいという思いはすごくある」と、“このチームでの優勝”に強い思いを滲ませた。

 自身の状態については「(球の質が)良くなってきてる。変化球も狙ったところにいく確率は上がってきた」と、大一番へ向けて順調な調整ぶりをアピール。投球練習中に右打席に入った金子コーチは「(岸の)ルーキー時代、12打席で8三振だった!」とマウンド上の岸から笑いを誘うと、ミットに吸い込まれるボールを見て「このスライダーが打てなかったんだよ!」と変わらぬキレに舌を巻いた。

 東京ドームのマウンドについては、「やっぱり硬いです。でも札幌ドームとか硬いのは経験してるので」と語り、最後は「東京ドームをひとりで使うっていう凄い贅沢な時間を過ごさせてもらった(笑) 投げられてよかった」と、笑顔で球場をあとにした。
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