昨季まではビハインドゲームを中心に登板していた巨人の中川皓太が、飛躍を遂げる1年となった。
開幕を一軍で迎えると、今季初登板となった3月30日の広島戦から5月17日の中日戦にかけて16試合連続無失点。“勝利の方程式”をなかなか固定できないなかで、中川はセットアッパー、クローザーなど様々な役割をこなした。8月にやや調子を落としたものの、シーズン通して安定した投球を見せ、今季は自己最多の67試合に登板して、4勝3敗17ホールド、16セーブ、防御率2.37と、チームの5年ぶりのリーグ制覇に大きく貢献した。シーズン終了後には、『WBSC プレミア12』の日本代表にも選出された。
充実したシーズンを過ごした中川を、ショウアップナイターの解説陣はどのように見ていたのだろうかーー。
今季初セーブを挙げた5月8日のDeNA戦で解説を務めた佐々木主浩氏は「見ていて自分のボールに自信をもってきたように感じますよね。体の使い方を見ていても、これがあっているのかなと感じがしますね」とコメント。
7月16日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-巨人戦』で解説を務めた真中満氏は、「苦しいカウントになってもしっかり立て直し、低めの変化球のボール球を振らせる当たりが、クローザーというポジションを確立して、しっかり自分のポジションをモノにしてきた印象ですね」と評価した。
さらに野村弘樹氏は、シーズンが佳境に迎えた9月6日の中継で「彼が一軍でこれだけ多くの登板数で抑えもやって、セットアッパーもやって初めての経験だと思うんですね。当然肉体的な疲労も含めて、頭も心も疲れも出てくる。そういったところで、一番苦しいところだと思うんですよね。一番勉強になって一番いい経験をしている1年間だと思いますね」と話した。
今季積んだ経験を自信に変え、来季は今季以上の活躍に期待したいところだ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
開幕を一軍で迎えると、今季初登板となった3月30日の広島戦から5月17日の中日戦にかけて16試合連続無失点。“勝利の方程式”をなかなか固定できないなかで、中川はセットアッパー、クローザーなど様々な役割をこなした。8月にやや調子を落としたものの、シーズン通して安定した投球を見せ、今季は自己最多の67試合に登板して、4勝3敗17ホールド、16セーブ、防御率2.37と、チームの5年ぶりのリーグ制覇に大きく貢献した。シーズン終了後には、『WBSC プレミア12』の日本代表にも選出された。
充実したシーズンを過ごした中川を、ショウアップナイターの解説陣はどのように見ていたのだろうかーー。
今季初セーブを挙げた5月8日のDeNA戦で解説を務めた佐々木主浩氏は「見ていて自分のボールに自信をもってきたように感じますよね。体の使い方を見ていても、これがあっているのかなと感じがしますね」とコメント。
7月16日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-巨人戦』で解説を務めた真中満氏は、「苦しいカウントになってもしっかり立て直し、低めの変化球のボール球を振らせる当たりが、クローザーというポジションを確立して、しっかり自分のポジションをモノにしてきた印象ですね」と評価した。
さらに野村弘樹氏は、シーズンが佳境に迎えた9月6日の中継で「彼が一軍でこれだけ多くの登板数で抑えもやって、セットアッパーもやって初めての経験だと思うんですね。当然肉体的な疲労も含めて、頭も心も疲れも出てくる。そういったところで、一番苦しいところだと思うんですよね。一番勉強になって一番いい経験をしている1年間だと思いますね」と話した。
今季積んだ経験を自信に変え、来季は今季以上の活躍に期待したいところだ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)