実績のある助っ人右腕を補強
ロッテは19日、今季まで楽天に所属していたフランク・ハーマン投手(35)の獲得を発表した。
今季、守護神・益田直也に繋ぐセットアッパーが固定できなかったロッテだが、楽天で3年連続40試合登板し、通算防御率2.59と安定感抜群の右腕加入は、14年ぶりのリーグ優勝を目指すチームにとって大きな補強といえる。
ハーマンは17年に楽天に入団すると、勝利の方程式の一角を担い、同年は56試合に登板し、3勝1敗1セーブ、33ホールド、防御率2.72。2年目の18年は守護神・松井裕樹の不振を受け、一時は守護神を務めるなど18セーブを挙げた。
今季は新外国人のブセニッツ、2年目の宋家豪の台頭や自身の不振もあったが、50試合に登板して21ホールドをマークするなど、救援防御率リーグ1位となった楽天のリリーフ陣において一定の結果を残していた。
これでロッテは、今月4日に発表した元広島のジャクソン投手に続き、日本での実績を持つ外国人セットアッパーの補強に成功。今オフはFAで2選手を獲得するなど、来季に向けて着々と戦力整備を続けている。
▼ ハーマン投手コメント
私は千葉ロッテマリーンズという新たなチームの一員となれることを、とても嬉しく感じています。
千葉ロッテマリーンズというチームは日本球界でプレーをさせていただいている3年前から何度となく対戦相手として相まみえ、強い敬意を払ってきました。
仙台で過ごさせていただいた素晴らしい時間と出会いには、とても感謝をしています。
そして移籍が決まった今は新天地で新しいチャレンジをするために万全の準備をしています。
2020年、私が千葉ロッテマリーンズの日本一に貢献できることを非常に楽しみにしております。