新天地では再び「16」番
楽天は19日、ロッテの涌井秀章投手(33)を金銭トレードで獲得したことを発表した。
今回の移籍を受け、涌井は球団を通じて「チームは変わりますが、ロッテファンの皆様にはどんな時も応援をしていただき選手として本当に心強かったですし、その声援はボクの宝物で感謝の気持ちしかありません。6年間、本当にありがとうございました」と感謝のコメントを残した。
美馬のFA移籍により先発の駒不足に悩む楽天と、投手陣の若返りを図るロッテの思惑が一致した格好だ。
楽天は今オフ、直近4年間で3度の規定投球回に到達した美馬学投手(33)が国内FA権を行使してロッテに移籍。来季は松井が先発転向するものの、先発陣の駒不足に苦しんだ今季を踏まえ、プロ15年で通算133勝という経験豊富な右腕の獲得に踏み切った。
一方のロッテは、種市篤暉(21)や二木康太(24)、岩下大輝(23)、小島和哉(23)らが台頭。シーズン終盤には、佐々木千隼(25)も復活するなど、着実に世代交代が進んでいる現状があった。
▼ 涌井投手コメント
新たな場所に身を置きますが、今まで通り勝つための努力と準備は変わらないので来シーズンに向けてこのオフシーズンをしっかりと過ごしていきたいと思っています。
チームは変わりますが、ロッテファンの皆様にはどんな時も応援をしていただき選手として本当に心強かったですし、その声援はボクの宝物で感謝の気持ちしかありません。6年間、本当にありがとうございました。