実兄アルバートはヤクルトでプレー
阪神は19日、今季までソフトバンクでプレーしていたロベルト・スアレス投手(28)の獲得を発表した。
スアレスはベネズエラ出身の右腕で、メキシカンリーグを経て2016年からソフトバンクに加入。来日初年度はブルペン陣の一角として58試合に登板し、26ホールドと上々の成績を残したが、2年目の春にトミージョン手術を受けると、以降はなかなかベストフォームを取り戻すことができず、来日4年目の今季終了後に戦力外通告を受けていた。
スアレスは新天地決定を受け、「また日本に戻って来ることができると決まり、大変喜んでいます」と、球団を通じて喜びのコメントを発表。「体力的にもまだまだやれる自信もありますし、阪神タイガースやタイガースファンのみなさんに自分と契約したことが良かったと言ってもらえるように頑張りたいです」と来季への意気込みを語っている。
また、ヤクルトに所属する実兄のアルバート・スアレスは来季も残留することが決まっており、来季からは同じセ・リーグでプレーすることになる。兄弟による投げ合い、投手対打者の対戦実現にも期待が高まる。
▼ ロベルト・スアレス
守備位置:投手
投 打:右投右打
身長体重:188センチ・95キロ
生年月日:1991年3月1日(28歳)
出 身:ベネズエラ
球 歴:セシリオアコスタ高-メキシカンリーグ-ソフトバンク(16~19年)-阪神(20年~)
[今季成績]
9試(26回2/3)0勝4敗 防5.74
[NPB通算成績]
78試(90回1/3)3勝11敗 1S 29H 防4.28