ロッテの新人合同自主トレは12日、ZOZOマリンスタジアムで行われた。
ドラフト1位ルーキー・佐々木朗希は、ウォーミングアップのときは長いズボンを履いていたが、キャッチボールからは短パンに履き替えた。佐々木朗は「ウォーミングアップは体を温めるためなので、なるべく着て体温を上げられるようにして、キャッチボールは動きが大きくなったりとかするので脱ぎました」と説明。
キャッチボールでは、全体で肩のトレーニングを行ったあと、他の選手たちがキャッチボールを始める中、初日と同じように入念に独自のストレッチ。この日はタオルを使って肩甲骨のストレッチ、キャッチボールパートナーの横山陸人に手伝ってもらい肩関節の内旋ストレッチを行った。
これは、高校の時からずっとやってきたもので、やり始めたきっかけは「特別な理由はないですけど、準備の一環としてやっているストレッチです」とのこと。初日とは違うストレッチだったが、何パターンもキャッチボール前のストレッチがあるのかと問うと、佐々木朗は「(何パターンも)ないですけど、時間がないので、そのときにできるのをやっています」と教えてくれた。
この日のキャッチボールも最初はセットポジションから投げ、途中から振りかぶって投げた。グローブも新人合同自主トレ初日となった11日は黄色を使っていたが、この日は「なんとなくです」と青色のグローブを使用。今後、黄色、青色のどちらのグローブを使用するかは「まだ決まっていない」とのことだ。
2日目の練習を終えて、「2日間ですけど終えてみて、充実感がありますし、そのぶん疲労も少しあるなかで、とてもいい練習ができたなと思います」と充実の表情を見せた佐々木朗。13日は休日で、14日から新人合同自主トレの第2クールがスタートする。
取材・文=岩下雄太