「1カ月、充実したキャンプにしたい」
ヤクルトの新主将に就任した青木宣親外野手(38)が1日、浦添一軍キャンプ初日を「100点満点」と自己採点した。
屋内練習場での全体練習前に「今年は“キャップ”(という呼称)でお願いします。昨年は最下位だったけど、まくってやりましょう」とナインにあいさつ。さっそくチームメイトから「はい、キャップ!」と声を掛けられ笑顔を見せた。
屋外に場所を移し行われたランニングやノック中には、ロイヤルズ時代の同僚で新加入したアルシデス・エスコバー内野手に常に寄り添い、日本式の練習方をレクチャー。4ヵ所ノックで同組だった前楽天の嶋基宏捕手には「仕上がってるね。勝負かけてるね!」と激を飛ばすなど、活気ある雰囲気を作った。
自身も精力的にメニューを消化。高津臣吾新監督は「すごくいいスタートが切れた。青木、石川(雅規)、五十嵐(亮太)らベテランも、しっかり準備してきたなと感じた」と評価した。
青木は練習終了後、“キャップ”初日を「100満点」と自己採点。今後について、チームとして「1カ月、充実したキャンプにしたい」と語り、自身については「ケガなくもっと量をこなして状態を上げて行きたい」と意気込んだ。